下座音楽

げざおんがく

 舞台下手側にある黒御簾(くろみす)の中で演奏され、「黒御簾音楽」とも呼ばれます。お芝居の進行に合わせた様々な演奏が場面々々を印象付け、歌舞伎によって完成された素晴らしい演出効果といえます。

 演奏しているのは長唄の唄方と三味線方、それに鼓(つづみ)・太鼓・笛などの囃子方で、舞台の進行や俳優の呼吸に合わせながら生演奏をしています。

 大道具など舞台の視覚的な効果に、歌舞伎独特の効果音を駆使した下座音楽が加わることにより、お芝居の場所や時代、その場の様子などがより明確となり、さらに登場人物の性格や心の動き、物語の展開まで、その雰囲気は確実に観客に伝わって行きます。(K)

解説

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