玉三郎 記者取材会 京都南座特別舞踊公演 
蜘蛛の精のように、おどろおどろしいものをやるのは楽しいですか?―――
楽しいですよ、そりゃ。楽しくなかったらやりません(笑)
やっぱりそういう落差をみていただく面白さとか、それは歌舞伎、それこそ芸能の根本でしょうね。
思わぬ展開があったりとか、自分とかけ離れたものになったりとか。登場した時と全然違うものになったりするのは、芸能の根本的な楽しみですよね。
盛大に千筋の糸は撒きますか?―――
撒きます(笑)。
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南座の印象、これからの公演について―――
今までの舞踊公演、そして去年は幸いな事に『アマテラス』をやらせていただいたし、これからはお芝居もやりたいと思っています。
劇場の大きさもとても良く、まとまりのある一座で幕を開けれられますし…それは、舞踊公演なり、南座なりを観に来てくださるお客様があってのことだと思うけれども、自由な事をさせていただいても許してもらえる…本当に演劇的な時間を過ごすことができます。
でも、南座で『アマテラス』みたいなものをやらせていただけるなんて、10年前だったら考えられなかったですよね。この舞踊公演が大入りになっているおかげですし、お客様のありがたさを感じます。
今までは2週間くらいの公演でしたが、これからは1ヶ月くらいできるようにしていきたいと思っています。
ご自分の舞台について―――
いい意味で、日常性を忘れられる時間でありたいと思っています。
しつらえがちゃんとしていて、幕が開いている時は、日常を忘れられる時間でなければいけないんじゃないかなって僕は思うんです。
そうして、幕が閉まって帰るときに、“なんていう時間だったんだろう・・・”と思い出していただけるように。
その時々に、笑ったり怒ったりするということだけじゃなくて、もちろん喜怒哀楽を享受するということも大事だけれど、時間が止まっているっていうか…そういう時間の中で、幕が閉まって帰った時、説明のつかないような良い時間でありたいと思っています。
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玉三郎・笑三郎・猿弥・段治郎・春猿・薪車らによる優美な世界。
5月京都南座「
坂東玉三郎特別舞踊公演」を是非ご期待下さい。

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