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新春浅草歌舞伎・二月花形歌舞伎出演者が抱負を語る

七之助―――
 僕がいろんな役をやらせていただくようになったのは、この浅草歌舞伎からです。諸先輩がたの芝居を見るとすごさを感じるのですが、その役を自分がやってみると、さらに先輩との距離を感じます。1年の始まりに、自分の力の無さを感じるのは、決して悪い刺激ではありません。

 歌舞伎の世界では、12月31日と1月1日はお休みで、舞台稽古の後2日空いて初日っていうのが・・・しかも初役で大役というのは、とてつもなく嫌です。なぜ1日が初日じゃないのって毎回思います(笑)。そして2月は博多で、新しい場所でチャレンジするという精神。来年は本当にいい一年になりそうな予感がいたします。

亀鶴―――
 お正月から、大好きな舞台に出させていただくのが何より嬉しいです。これで一年がんばっていこう、来年はまた別の役を勤めたい、などと思いながらお正月を迎えられるのは、役者として本当に幸せなことです。そして、2月の博多座にお正月の浅草の気持ちを持っていける来年はさらに幸せです。

新春浅草歌舞伎・二月花形歌舞伎出演者が抱負を語る

男女蔵―――
 1月、2月と、この大好きなメンバーで歌舞伎をできる機会が増えてとても幸せです。この幸せな気持ちを無くしたくないのなら、自分たちが一生懸命勤めて、また、来年もこの機会を作らなくてはなりません。

 他の劇場でも歌舞伎が上演されています。それに負けないよう、“このメンバーでもっともっとパワーアップしていきたい”と強く思いながら新年を迎えられるのは本当に幸せなことです。浅草歌舞伎が始まってとても心地よく一年が始まります。

亀治郎―――
 今のメンバーになる前、1999年の浅草で『寺子屋』の千代と『鳴神』の雲の絶間姫をやらせていただいたのですが、それが大きいお役を先輩に習って勤めるという始まりだったんです。芝翫のおじさんに習ったのですが、大役をやるのも初めてだったし、そこが自分にとって一つの出発点だったという気がしています。

 浅草に出ていなかったら、これほど大役をやらせていただく機会もなかったと思います。そういう意味で大役に挑戦することができて、ある程度の役が来てもさほど動じなくなった、ということはとても大きいと思います。5役を立て続けにやったことありますし、強靱な体力も得られたし、集中力も得られたし、本当に鍛えられたと感じています。

 11月の巡業で梅枝君とご一緒しましたが、ひとまわり(12歳)違いました(笑)。僕らも二十歳の頃から浅草で勉強させてもらっていたので、彼らの事を考えると、これからは次の世代が主役を勤め、僕らはサポートできる役で支えていけたらいいなとも思っています。芝居は1人ではできないから、次の世代を盛り上げていくのも大事な事だと思っています。

公演情報はこちらをご覧下さい。

  1月浅草公会堂「新春浅草歌舞伎」
  2月博多座「二月花形歌舞伎」

新春浅草歌舞伎ポスター
▲ポスターもやっぱりユニーク!

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