亀治郎『風林火山-晴信燃ゆ-』記者会見
JJサニー千葉―――
俳優になるために生まれて来たような“若”、歌舞伎界の御曹司でございます“若”、その“若”から、お声を掛けていただき本当に舞い上がってしまい、「あ、いいよ」と舞台出演を了承してしまいました。
よく考えますと、本当にできるのか、舞台なんか忘れてしまっているし(笑)。期待されればされるほど、頭の中には“不安”という二文字が飛び交います。
おそらく“親子愛”というものを今の人たちがとても求めている、いま本当に親子の問題が沢山ある中で、こういう感動を多くの人が欲しているのではないでしょうか?
日本人が大切にしてきた心や魂、それが“親子愛”だと思うんです。それを、皆さんが望んでいて下さった。そしてもう一度板垣が演じられるというのは本当に嬉しいですね。

千葉さんの魅力について―――
亀治郎―――
千葉さんの演技を、「かっこいい、なんて素敵表情なんだろう。自分もあのようにきめてみたい。」と憧れて拝見していました。目線の位置もすべてかっこ良く決まっている。そして、初めての映像の仕事で、右も左も判らない私に、親代わりのように様々な事を教えて下さいました。
今回の舞台では“こういうセリフを言ってほしい”とか、“こういう姿を見てみたい”とか、千葉さんのファンとしての気持ちも大きいんです。伯父・猿之助と同じ歳ということも、さらに親近感を感じさせるのかもしれません。
亀治郎さんの魅力―――
千葉―――
大河ドラマが終わるまで、日本的な親父の心でこの人を育てたい、守り役として天下人に育てなければいけない、いつもそう思いながら接していました。
お芝居は本当に見事でした。最初の登場から武田信玄に至るまで、見事に計画されていました。大変刺激され、とってもいい一年間だったと思っています。
どのような舞台にしたいか―――
亀治郎―――
今回、二役を演じますが、“月影と日輪”の違いを舞台で表現する、それが一人で二役をやる面白さです。そして、歌舞伎の早替りという手法は、あまり歌舞伎に馴染みの無い方には、大変新鮮に映るのではないでしょうか。
歌舞伎には、無駄な動きをしない、たとえば人が芝居をしているときは邪魔をしないとか、最後のほんの数分に出てきて、かっこいいセリフをひとつ言って幕をしめる役が、一番良い役だというように、通常のお芝居とは考え方や演出の方法に違いがございます。
今回のお芝居は歴史に題材をとった現代劇ですが、そういった歌舞伎の知識や良いところを取り入れて行きたいとおもっています。
宙乗りでは、幻想のなか、人馬一体となって空中を飛んで、川中島へむかっていく演出を考えています。そして、板垣の討ち死にの場面、ここではケレン味をなくし、特に板垣と私の場面は、お芝居でじっくり見せたいと考えています。
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『風林火山-晴信燃ゆ-』

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