『ヤマトタケル』観客動員百万人を達成

大阪松竹座では、三月・新橋演舞場、四月・博多座、そして六月・中日劇場と4ヶ月にわたるロングラン公演、スーパー歌舞伎『ヤマトタケル』を上演中です。この『ヤマトタケル』が5月16日の昼の部の公演をもって、観客動員百万人を達成しました。
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昭和61(1986)年2月に新橋演舞場で初演された『ヤマトタケル』は、哲学者・梅原猛が市川猿之助のために書き下ろし、猿之助が脚本・演出・主演の三役を勤めた大作です。斬新な衣裳と音楽、宙乗り等でも見る者を圧倒したその舞台は、演劇界に“スーパー歌舞伎”という新ジャンルを確立し、公演開始と同時に話題と反響の嵐を巻き起こしました。その後『オグリ―小栗判官―』『カグヤ』『新・三国志』シリーズ等、次々と上演されたスーパー歌舞伎の第一作目の作品であり、また、スーパー歌舞伎の中で一つの作品での観客動員が百万人を超えるのは本作が初めてです。
当日は、作者の梅原猛氏も駆けつけ、特別カーテンコールが華やかに行われました。
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梅原猛―――
「100万人なんて想像もしていませんでした。猿之助さんと私との出会いが無ければ、スーパー歌舞伎は無かったわけです。私はまだ83歳ですので、またもうひとつ100万人のお客様を集める歌舞伎を作りたいです」
市川右近―――
「師匠の市川猿之助が創始し、愛したスーパー歌舞伎『ヤマトタケル』が観客動員百万人達成ということで、誠に有り難く光栄でございます。厚く厚く御礼申し上げます」
市川段治郎―――
「この公演に携わった全ての皆様の意志を未来に繋ぐためにも、これを機に一層精進したいと思います」
◇
記念すべき、百万人目となったのは、大阪市東住吉区にお住まいの、豊田チエさん(75歳)。メインキャスト34名と市川猿之助、梅原猛両氏のサインが入った大きな色紙をプレゼントされ、「今日は一人で来ました。ずっと昔から猿之助さんのファンでした。『ヤマトタケル』は今回で三回目です。今日は本当にうれしいです。ありがとうございました!」と市川右近からマイクを差し伸べられ、感激の様子で語りました。
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スーパー歌舞伎『ヤマトタケル』は大阪松竹座で27日まで。六月には
名古屋・中日劇場で上演いたします。

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