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歌舞伎座七月大歌舞伎 製作発表記者懇親会

歌舞伎座七月大歌舞伎 製作発表記者懇親会

 歌舞伎座「七月大歌舞伎」の製作発表記者懇親会が行われ、坂東玉三郎、市川海老蔵が意気込みを語りました。

坂東玉三郎―――

 『義経千本桜』の「吉野山」と「川連法眼館」の静、『高野聖』の女を勤めさせていただきますこと、幸せに感じるとともに、充実したお芝居をしなければという思いでございます。そして海老蔵さんと、こうして七月興行をご一緒させていただきますことも、非常に責任のあることと考えております。

 『高野聖』は、泉鏡花先生の作品のうち、戯曲ではなく小説として発表された作品です。短編で非常に印象的なこの作品を、どのように歌舞伎座の大きな舞台の枠にはめていくか、これから考え作り出していきたいと思っております。

市川海老蔵―――

 玉三郎さんと一緒に舞台を勤めさせて頂きますこと、大きなプレッシャーと共に期待と喜びを感じております。

 『義経千本桜』は狐忠信を中心とした「鳥居前」、「吉野山」、「川連法眼館」を勤めるのは歌舞伎座では初めてということもあり、一生懸命勤めなくてはならないと、ひしひしと感じておりますし、また、『高野聖』では、台本や原作など、資料を拝見しながら、玉三郎さんの描き出す世界に少しでも近づけるように邁進したいと思っております。


『高野聖』の上演にあたって―――

玉三郎―――

 一昨年に昼夜で行いました泉鏡花4作品の歌舞伎座公演、また、近年における歌舞伎作品の新作の上演の積み重ねがあって初めて許される事ではないかと思っております。そしてまた、お客様がこのような作品を自由に受け取れる時代だとも思っております。

 『高野聖』は出来る限り原作に近い形で上演したいと思っております。一瞬のひらめきの中で起こっている感覚を、高野聖という修行僧に託して、鏡花先生が描かれた作品だと思っております。そのような印象が与えられるような歌舞伎座の舞台になればと考えています。


『義経千本桜』について―――

海老蔵―――

 5月の「渡海屋・大物浦」に続き、今回歌舞伎座で演じさせていただくことは、本当に大きなことだと思っております。いつか通しで全部を演じてみたいという気持ちもあります。一生をかけて、勉強していかなくてはいけない演目だと思っておりますので、今回がその第一歩になれば良いと思っております。とにかく身の引き締まる思いです。

公演情報はこちらをご覧ください。
歌舞伎座「七月大歌舞伎」

2008年06月11日

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