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新派120年記念公演が華々しく初日 新橋演舞場 『新派百二十年記念 六月新派公演』

 新橋演舞場の6月は「新派百二十年 六月新派公演」を上演致します。昼の部『婦系図』に片岡仁左衛門を、夜の部『鹿鳴館』に市川團十郎と西郷輝彦を迎え、さらに『鹿鳴館』では第一線で活躍する豪華ゲストが日替わりで登場する、まさに記念の公演となりました。

 記念の節目を祝う公演の初日にあたり、出演者が意気込みを語りました。

水谷八重子―――
 120年の間に先輩方が残して下さった『婦系図』と『鹿鳴館』という素晴しい財産を上演致します。『鹿鳴館』は男の政治の世界に、朝子という女が立ち向かう芝居。格調高い三島由紀夫先生の作品です。この節目がスタートとなるよう頑張ります。


波乃久里子―――
 この公演は新しい新派の誕生です。『婦系図』では仁左衛門さんのお力を借りて、当時の男女のやり取りを情緒深く、そしてより分かりやすく演じられたらと思います。新派のホームグラウンドである新橋演舞場での、素晴らしいお芝居をぜひお楽しみ下さい。


市川團十郎―――
 新派の120年に心よりお祝い申し上げます。『鹿鳴館』は三島由紀夫先生による格調高い台詞劇です。男と女の愛と憎しみの形を、前回(平成7年11月)とは異なる形で表現できたらと思います。


片岡仁左衛門―――
 大切な120年という記念の公演にお招き頂き、身が引き締まる思いです。『婦系図』はその全てから、当時の日本をかえりみることができる芝居です。本物の芝居としての、なんとも言えない風情を出せるよう勤めたいと思います。


西郷輝彦―――
 初めての新派への出演となり、大変光栄に思います。記念の公演の一翼を担える事ができましたら幸いです。格調高い三島由紀夫先生の台詞の数々を、清原永之輔として心をこめて、精一杯勤める所存です。

 『六月新派公演』は新橋演舞場で29日(日)まで。

 泉鏡花作の『婦系図』、三島由紀夫作の『鹿鳴館』と、新派はもとより日本文学の宝である二つの名作がそろった、「本物の芝居」と言われる新派ならではの味わい深い舞台にご期待下さい。

2008年06月08日

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