獅童 『羊と兵隊』で本多劇場に初登場

獅童の印象について―――
岩松―――
獅童君とは飲み屋で一緒の事が多いのですが、“憎めない奴”と言いますか、“かわいいやつ”と言うんでしょうか(笑)・・・そして、突っ走る感じがあって、今回の作品で僕が設定している主人公、戦争に代わりに行ってもらう男と、代わりに行く男という、両面を反映することのできる俳優だと思っています。
どちらが獅童らしい役か―――
獅童―――
人間には色々な局面があると思うので、自分はどちらの人間性も持っていると思います。
前半に出てくる身代わりの男は、結構無茶な事を言ったり、一見乱暴そうに見えるのですが、どこか可哀想な部分を内に秘めています。そんなところが舞台で見えてくれば良いなと思っていますし、後半の役についてはこれからですが、一生懸命稽古をして役を作って行きたいと思っています。
自分にも二面性があると思っています。作品にぶつかっていく時に、さあ挑戦しようという強い自分もいれば、逃げたくなる瞬間もあるんです。今回も、自分自身との戦いだと思って、新しいものに向かい突っ走っていきたいと思っています
共演者の印象―――
獅童―――
近藤さんとは、僕が初めて出演した映画『ピンポン』でご一緒させていただき、また、所属されている劇団・大人計画のお芝居も好きでよく見に行きます。
田畑さんとは、大河ドラマでご一緒させていただきました。辺見さんとは、『丹下左膳』でご一緒させていただいて、あの時は恋仲の役だったのですが、夫婦喧嘩をアドリブでする場面があって、2人と舞台でもとっくみあいをして、全身アザだらけになって・・・毎日とても楽しかったですね(笑)。
夢の本多劇場―――
獅童―――
子供の頃、良く両親がいろいろなお芝居に連れて行ってくれて、本多劇場にも良く行きました。今でもよく足を運ぶ劇場の一つです。
こういうコンパクトな空間で一度お芝居をやってみたいという思いを持っていました。歌舞伎座も新橋演舞場も、お客様は何千人という単位の大劇場ですから、今の時期に小劇場という場所で挑戦したいという思いが叶って、本当に嬉しく思っています。
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記者会見後、台本の読み合わせを行う出演者たち
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