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水都大阪で船乗り込み

水都大阪で船乗り込み

 大阪松竹座では、7月5日(土)から29日(火)まで、「七月大歌舞伎」を上演します。その公演を前に7月1日(火)晴れ渡った爽やかな空の下で、出演する俳優らが参加し"船乗り込み"がおこなわれました。

 東西から華やかな顔ぶれの役者が多数揃ったこともあり、今年はお囃子を奏でる鳴物船を先頭に4隻もの役者船が出て、例年にもまして一層華やかな船乗り込みとなりました。

 午後3時、今年3月に開港したばかりの八軒家浜船着場で式典が開始されました。最初に挨拶に立ったのは橋下徹大阪府知事。「こんな素敵な歌舞伎役者の方々の中に座れるのはとても嬉しい事です。有名な役者さんとご一緒して、水都大阪ならではの船乗り込み。みなさんで一緒にこの船乗り込みを楽しみましょう」とご挨拶。

 引き続き各俳優から挨拶がありました。坂田藤十郎が「知事が先導して迎えてくださり、大阪を守ろうというお気持ちでいらっしゃること、嬉しく思います。出演者一同一生懸命勤めます。」と意気込みを語ると、片岡仁左衛門が「夏の暑い中、劇場にお越しくださった皆様のご期待に添えるよう、一生懸命勤めます。25日間やっていますから、25日間来てくださって、もちろん結構です(笑)ぜひ松竹座へ足をお運びください」とお客様に呼びかけ。結びには尾上菊五郎から、「2年ぶりに大阪にお招きいただきましたこと、本当にありがたく思っております。初日から千穐楽まで、本日のように熱い声援をよろしくお願いします」と挨拶。

水都大阪で船乗り込み

 八軒家浜船着場での式典

  式典が終わると、船乗り込みがスタート。合計8隻による隊列は、快晴の青い空に鮮やかな幟が映え、まさに壮観。時折吹く涼しい風に紙吹雪が舞う中、「山城屋!」「音羽屋!」「松嶋屋!」などファンからの大きな声援が響き、俳優たちは両岸に詰め掛けたファンに手を振って応えていました。

水都大阪で船乗り込み

 天満橋から約40分かけて戎橋まで移動。戎橋では到着を知らせる口上が読み上げられ、俳優の名が呼ばれるたびにに大きな声援がおこりました。場所を移動して最後は大阪松竹座前でのセレモニー。到着を待ちわびた大勢のファンの前に俳優が登場すると、こちらでも大きな声援がおこり、その声援に応えるようにそれぞれ意気込みを語りました。挨拶の後には"撒き手ぬぐい"のサービスもあって、大盛り上がり!最後は坂田藤十郎による手締めが賑々しくおこなわれ終了となりました。

 水都大阪に初夏の到来を告げる恒例の船乗り込み。当日は天気がよく、ほのかにお顔が焼けて赤くなったお客様も多く見受けられました。熱心に手を振ってくださった大阪のお客様の「七月大歌舞伎」への熱い気持ちが伝わってきます。

公演情報はこちらをご覧ください。

水都大阪で船乗り込み

 大阪松竹座前での式典。劇場の前はファンで埋め尽くされました。

2008年07月03日

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