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愛之助トークショー 紙屋治兵衛への思い

愛之助トークショー 紙屋治兵衛への思い

 三越劇場八月花形新派公演『紙屋治兵衛』(8月10日~26日)に出演する片岡愛之助が、6月25日(水)日本橋三越本館にてトークショーを行いました。トークショーの合間には夏に向けて三越の浴衣ファッションショーも行われ、和やかな雰囲気の中、浴衣への思い、『紙屋治兵衛』への意気込みなどを語りました。

ポスターの紙屋治兵衛、とても美しいですね―――

片岡愛之助―――
 ありがとうございます。白塗りになると別人になってしまいますね(笑)。8月三越劇場で、新派の方々と『紙屋治兵衛』を勤めさせていただきます。北條秀司先生の作品で、最近では坂田藤十郎さんも勤められた人気のある上方のお芝居です。

 治兵衛は結婚している男ですが、妻がいながら、彼女もいる。その彼女と別れようとしても別れられない駄目な男で、さらに店のお金まで使い込んでしまいます。家をとるか、奥さんをとるか、彼女をとるか… 人間の欲や業が描かれ、ドロドロとしていて(笑)とても面白い作品だと思います。

 三越劇場には、歌舞伎で出演させていただいたことがあります。今回、新派という違ったジャンルの方々とお芝居ができて非常に刺激的です。こうして色々な方と共演すると多くの違う引き出しを作ることができ、普段の歌舞伎の舞台にも生きてくるので、常に新しい事に挑戦したいと思っています。

 新派は今年ちょうど120年記念です。9月は南座「新派120年記念 九月新派公演」で水谷八重子さん、波乃久里子さんとご一緒させていただきます。これも今から楽しみです。


歌舞伎と新派の違い―――

 大きな違いは、歌舞伎は基本的に男性だけで、女性の役も男性が女方として勤めます。新派には女優さんもいらっしゃいますが女方の方もいらっしゃるのが凄いですね。本当の女優さんと並ぶと、つい男が見え隠れしてしまうのではないかと思ってしまうのですが、その中で生き抜く新派の女方の芸というのは、本当に素晴らしいと感じています。


浴衣について―――

 最近は町で浴衣を着た男性の方も多くいらっしゃって嬉しく思います。目立ってしまうのであまり浴衣で出歩いたりは出来ないのですが、楽屋やお稽古では浴衣で過ごすことが多いのですね。お芝居や日舞のお稽古で着ていた浴衣を古くなったら部屋着におろしたりして使っています。


今後の活動―――

 先日映画『私は貝になりたい』で、SMAPの中居さん、仲間由紀恵さんとご一緒させていただきました。普段、髪は長いのですが、軍隊だったので丸坊主になりまして(笑)ようやく少し延びてきたところです。その他、『築城せよ!』という映画にも主演させていただきます。こちらは来年公開の予定です。11月~来年2月は舞台を勤める予定でいます。ぜひお楽しみに。

愛之助トークショー 紙屋治兵衛への思い

2008年07月01日

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