「八月納涼大歌舞伎」が始まりました
三部ともに趣興に富んだ作品が揃う「
八月納涼大歌舞伎」が9日、歌舞伎座で初日を迎えました。
第一部は、『暫』を女方が勤める『女暫』、二世楳茂都扇性振付による『三人連獅子』、そして、落語を題材に岡鬼太郎が劇化した『らくだ』を上演。第二部は、二世松緑が初演した人情劇『つばくろは帰る』、十七代目勘三郎が初演した舞踊劇『大江山酒呑童子』を御覧に入れます。そして、第三部は、常磐津、竹本、長唄の三方掛け合いによる舞踊劇『紅葉狩』、そしてオペラの「アイーダ」を題材に野田秀樹が新たに書き下ろした『野田版 愛陀姫』を上演致します。
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注目の第二部、『つばくろは帰る』、『大江山酒呑童子』の話題をご紹介!
『つばくろは帰る』は二世尾上松緑の文五郎で初演された人情劇。京にいる母を訪ねて一人旅に出た安之助と、道連れになった大工の文五郎。文五郎を演じる三津五郎は、「親子の情愛あり、恋愛模様あり、そして江戸っ子が祗園町で活躍する歌舞伎ではめずらしいお芝居です」と話しています。
安之助を勤める坂東小吉は故・坂東吉弥の孫。吉弥から、小吉を託された三津五郎は、この劇中でもまさに小吉演じる安之助をわが子のように可愛がり、大工の仕事を仕込む文五郎を感動的に演じます。
第二部後半は『大江山酒呑童子』。舞台美術を担当する串田和美氏は「歌舞伎の舞踊劇の舞台美術を担当させて頂くのは初めて。折角の機会なので、これまでの『大江山』の印象とは全く違う作品に見せられれば」と語っています。
酒呑童子を演じる中村勘三郎も「振りも変え新作のつもりで演じます」。能の『大江山』を題材にした作品ですが、舞台の上に松はなく、水墨画を描いた大きな掛け軸のような装置が飾られています。また、ラストにはびっくりするような仕掛けが...!
公演情報は
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