『NINAGAWA 十二夜』ロンドン公演記者会見

今までの公演との違い―――
蜷川―――
ロンドンのバービカンセンターは、客席の勾配がきつく、花道を作ることができないので、今回は花道無しの演出になります。その他は基本的に変えるつもりはありません。上演時間はもう少し短くしようとおもっておりますが、今まで歌舞伎座・博多座で作り上げてきた形で、国際性が獲得できると思っています。
海外での公演について―――
菊之助―――
以前の海外公演でフランスにはうかがいましたが、ロンドンでの公演は初めてです。海外では、日本の時よりもバックグラウンドが無い分、1人の俳優としてさらに裸にされて観られているような気がします。ロンドンは文化も非常に刺激的ですので、街も楽しんできたいと思っています。
シェイクスピアの生まれ故郷での上演について―――
菊之助―――
イギリスでは必ず学校でシェイクスピアを勉強するほど、シェイクスピアの作品が大切にされているとうかがっています。古典の『十二夜』そのままではない、歌舞伎と組み合わされた『NINAGAWA 十二夜』によって、作品を良く知っていらっしゃるロンドンの方にも、新たな一面を再発見していただければと願っています。この作品を見ていただいて、どういう反応がおこるのか、“ドキドキ”する思いと“やるぞ”という気持ちが半分半分です(笑)。
舞台への意気込み―――
菊五郎―――
ロンドンでも、南極でも、芝居をする空間があれば、演じるのは役者の使命です(笑)。一生懸命やって参ります。
菊之助―――
2009年3月ロンドン、6月東京・新橋演舞場、7月大阪松竹座と、三都市を結ぶ公演。必ず皆様のご満足いただける作品にしたいと思っています。
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