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三津五郎が「読売演劇大賞」最優秀男優賞受賞

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 2月27日(木)、東京で「第21回読売演劇大賞」の贈賞式が行われ、最優秀男優賞を受賞した坂東三津五郎が出席しました。

 平成25(2013)年一年間に国内で上演されたすべての演劇のなかで、昨年8月の「歌舞伎座『髪結新三』新三、同『棒しばり』次郎冠者の演技」が評価され、三津五郎に読売演劇大賞の最優秀男優賞が贈られました。新開場柿葺落興行中、4年ぶりに歌舞伎座で行われた思い出深い納涼歌舞伎、そこで演じた二つの役が贈賞理由とあって、三津五郎は感慨深い面持ちで受賞のご挨拶に立ち、喜びとお礼の言葉を述べました。

三津五郎が「読売演劇大賞」最優秀男優賞受賞

 「昨年、生まれて初めて病気をし、8月の千穐楽が終わってすぐに手術、入院。年間5カ月しか舞台に出ていません。何もしていないくらいの感じの年に、最優秀男優賞。嘘でしょ!」と、正直な気持ちを明かした三津五郎。第1回の読売演劇大賞で優秀賞を受賞して以来、「去年の3倍も4倍も頑張った年もありましたが、20年、皆におめでとうという日々が続き...」とこぼして会場の笑いを誘うほど、終始、元気な笑顔で受賞のうれしさを表しました。

 この日、三津五郎に正賞のブロンズ像を手渡したのは、昨年の最優秀男優賞受賞者、勘九郎でした。「この賞は病気をした私個人への温かい励まし、と同時に、新しい歌舞伎座ができたとはいえ、不幸なこともあった歌舞伎界に、演劇界の皆様から大きなエールを頂戴したものと思っております」と、納涼歌舞伎を共に盛り上げてきた盟友、勘三郎に思いを馳せながらスピーチを終えました。

 三津五郎はいよいよ4月の歌舞伎座 「鳳凰祭四月大歌舞伎」の『壽靱猿(ことぶきうつぼざる)』で、8カ月ぶりに歌舞伎の舞台を踏むことになっています。

三津五郎が「読売演劇大賞」最優秀男優賞受賞

左より朝倉摂(芸術栄誉賞:代理受賞)、「エドワード二世」(最優秀作品賞:新国立劇場代表、宮田慶子)、中谷美紀(最優秀女優賞)、森新太郎(大賞、最優秀演出家賞)、坂東三津五郎(最優秀男優賞)、満島ひかり(杉村春子賞)、杉山至(最優秀スタッフ賞)、「治天ノ君」(選考委員特別賞:劇団チョコレートケーキ代表、日澤雄介)

2014年02月28日

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