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幸四郎が第32回東京国際映画祭レッドカーペットに登場

　10月28日（月）、六本木ヒルズアリーナで行われた第32回東京国際映画祭レッドカーペットに新作シネマ歌舞伎『女殺油地獄』に出演した松本幸四郎が登場しました。

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　今年で第32回を迎える東京国際映画祭（TIFF）は、日本で唯一の国際映画製作者連盟公認の国際映画祭です。このアジア最大級の映画祭に、シネマ歌舞伎『女殺油地獄』が出品され、オープニングイベントとなるレッドカーペットに主演の松本幸四郎が登場しました。紋付き袴姿で登場し、多くの映画ファンが集まった六本木アリーナを笑顔で歩いた幸四郎。大階段から登場した際には「高麗屋！」と、映画祭のレッドカーペットでは新鮮な、歌舞伎ならではのかけ声もかかりました。

　幸四郎は、シネマ歌舞伎初の東京国際映画祭出品について「歌舞伎が映画になりました。このシネマ歌舞伎によって、歌舞伎という演出の演劇、ドラマというものを感じていただければ」と、歌舞伎の魅力を映画ファンに呼びかけます。「ドラマ性の強い作品ですので、それぞれの人物の、微妙な、繊細な心理の変化を感じていただける。これはシネマ歌舞伎でないと、映画館の大スクリーンでないと感じることができない。新たな歌舞伎の見方が誕生した」と語りました。

　いよいよ11月8日（金）から全国の映画館で公開となるシネマ歌舞伎『女殺油地獄』。11月2日（土）には全国公開に先駆けて東京国際映画祭の特別上映が行われます。幸四郎登壇の舞台挨拶もお聞きいただけます。一足先に『女殺油地獄』の世界をお楽しみいただく機会をお見逃しなく。チケットは好評販売中です。残りわずかとなっておりますので、ぜひお早めにお求めください。

　さらに、幸四郎がシネマ歌舞伎『女殺油地獄』の魅力を語る「スペシャルインタビュー映像」も公開中。シネマ歌舞伎化する作品として『女殺油地獄』を選んだ理由や、幸四郎自らが編集にも参加した本作の映像としてのこだわりなど、熱い思いをたっぷりと語っています。公開がますます楽しみになるインタビュー映像、こちらもぜひご覧ください。