南座4月『第十七回 歌舞伎鑑賞教室』のお知らせ

拡大する

 すっかり、京都南座の春の名物公演となりました「歌舞伎鑑賞教室」。今年で第十七回目を迎えます。

 第一部は、解説「南座と歌舞伎」。落語家の桂九雀のユーモアの中にも趣向を凝らした解説が毎年評判を呼んでいます。江戸時代初期、京都・四条河原で出雲阿国が始めたと伝えられる歌舞伎。阿国歌舞伎発祥地の碑(下写真)もある南座の歴史を交えて、歌舞伎の歴史や見どころを楽しくご案内します。

 続いて、歌舞伎舞踊を代表する『京鹿子娘道成寺』の上演。白拍子花子を勤めるのは、南座「歌舞伎鑑賞教室」に第1回より毎年出演している上村吉弥。歌舞伎舞踊の見どころが一杯に詰まった『京鹿子娘道成寺』は、歌舞伎を初めてご覧になる方にもきっとお楽しみ頂ける、「歌舞伎鑑賞教室」に最適な演目の一つと言えるでしょう。

 有形登録文化財である京都南座で行われる「歌舞伎鑑賞教室」。入場料も2000円(税込・全席自由席)とリーズナブル。ぜひこの機会に、春の京都、南座の建築美、そして歌舞伎の魅力を味わいに、京都南座へ足をお運び下さい。

 公演情報はこちらをご覧下さい。

南座4月『第十七回 歌舞伎鑑賞教室』のお知らせ

▲ 京都南座の「阿国歌舞伎発祥地の碑」

2009/03/18