歌舞伎座で二の午祭

歌舞伎座で二の午祭

 2月13日歌舞伎座のお稲荷様で、「二の午祭」が執り行われました。

 例年、初午祭りとして2月最初の午の日に行われるこのお祭り。8世紀初め2月の初午の日、京都伏見の稲荷大社に祭神が降臨したと伝えられたことに由来しています。現在の祭りはそれが各地の稲荷信仰と結びついたもので、五穀豊穣・商売繁盛・子孫繁栄とさまざまなご利益をもたらすと言われています。

 当日はあいにく雨模様でしたが、昼の部、夜の部ともに歌舞伎座内にあるお稲荷様を大勢お客様が訪れ、参拝の後には温かいお汁粉とお神酒が振舞われました。

 二月興行中場内には、駄洒落にも似た言葉遊びの「地口」が書き込まれた「地口行燈」が各所に飾られています。ご観劇の際に、是非お楽しみ下さい。

歌舞伎座で二の午祭

▲ 写真:場内を彩る「地口行燈」

2010/02/22