新春浅草歌舞伎「着物で歌舞伎」が開催されました

新春浅草歌舞伎「着物で歌舞伎」が開催されました

 1月8日(日)「新春浅草歌舞伎」第2部で、毎年恒例の「着物で歌舞伎」が開催されました。

 この催しは、お客様に着物姿で観劇していただくという大人の遊び心たっぷりのイベント。当日は公演スタッフも着物でお出迎えし、劇場はお正月らしさと浅草ならではの賑わいで、一層華やかな雰囲気に包まれました。

新春浅草歌舞伎「着物で歌舞伎」が開催されました

 ロビーには松竹衣裳(株)と長沼静きもの学院の協力で、「お着物お直し処」等も設置、来場者全員に「着物で歌舞伎」の日限定の記念品も進呈されました。あでやかな着物姿の女性に加え、粋に着物を着こなす男性も数多く見受けられ、初春公演にふさわしい華やかな一日となりました。

新春浅草歌舞伎「着物で歌舞伎」が開催されました

 8日の「お年玉<年始ご挨拶>」担当の市川亀治郎は、舞台上で「本日は『着物で歌舞伎』の日でございます。かくも大勢様の着物姿、これは役者しか味わえない見晴らしでございます。また着物の日に洋服で来ていただいた勇気ある皆さんにも、厚く御礼を申し上げます(笑)。お芝居はお客様と舞台が一体となって初めて出来上がる空間です。どうかここぞと言うときは、大いに笑って泣いてください。皆様のご声援が役者のエネルギーになり、それを受けた役者の放つエネルギーがお客様に届く、そのやり取りこそがお芝居の魅力です。毎日毎日が一期一会の舞台をどうか最後までごゆるりとご見物ください」と挨拶。

 初詣で賑わう浅草の街をさらに華やかに彩る「新春浅草歌舞伎」。公演は1月26日(木)まで。花形たちの熱気溢れる舞台をぜひお楽しみください。

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新春浅草歌舞伎「着物で歌舞伎」が開催されました

▲ 「着物で歌舞伎」記念品の箸(左)と1階ロビーに掲示された「謹賀新年」のポスター(右)

2012/01/08