大阪松竹座「壽初春大歌舞伎」で初日櫓お披露目式

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 1月1日(火・祝)、大阪松竹座「壽 初春大歌舞伎」が華やかに初日を迎え、「櫓お披露目式」が行われました。

 今年の「壽 初春大歌舞伎」は、二代目市川猿翁、四代目市川猿之助、九代目市川中車の襲名披露であり、大阪 道頓堀にて元日に歌舞伎公演の初日を迎えるのは、昭和38(1963)年以来50年ぶりとなる大変めでたい公演です。

 初日を前に、恒例の大阪松竹座従業員による、芝居街、道頓堀に江戸時代から伝わる景気づけの演奏である「しころ太鼓」の演奏が行われました。そして、正月に櫓の下をくぐると縁起がよいといわれ、昨年も好評を得た「櫓お披露目式」を、今回は一般公募で選ばれた巳年の年男、年女の7名の方々のご協力を得て行いました。入口上に設置された櫓の幕が落とされると、朝早くからかけつけた大勢のお客様から大きな歓声が起こり、賑々しく初春を寿ぐ行事に、大きな拍手が送られました。

 恒例の行事でめでたく幕開きとなった「壽 初春大歌舞伎」は初日から大盛況。千穐楽は26日(土)、ぜひ足をお運びください。

2013/01/02