歌舞伎座「鳳凰祭三月大歌舞伎」初日開幕

kabukiza_0302c.jpg

 3月2日(日)、歌舞伎座新開場柿葺落「鳳凰祭三月大歌舞伎」が開幕しました。

 昨年4月の新開場以来、一年にわたる杮葺落興行の掉尾を飾る今月の興行。開場一周年、歌舞伎座を松竹が経営して百年、歌舞伎の発展に尽力した先人達の偉業を顕彰する「先人の碑」の建立一年を記念して、3、4月の両月は、劇場の座紋に因んだ「鳳凰祭」と名付けられた興行となります。

 そのひと月目となる今月は、昼の部で『壽曽我対面』『身替座禅』『封印切』『二人藤娘』、夜の部では『加賀鳶』『勧進帳』『日本振袖始』と、記念興行にふさわしい豪華な顔ぶれによる多彩な演目が並んでいます。

歌舞伎座「鳳凰祭三月大歌舞伎」初日開幕

 歌舞伎の発展に尽力された先人たちを顕彰する「先人の碑」。どなたでもお立ち寄りいただけるよう、5階の屋上庭園に建立されています。 

 
 

 

 歌舞伎座「鳳凰祭三月大歌舞伎」初日開幕

  「芸術祭賞大賞」のトロフィーと賞状

ロビー2階 新しい展示のご案内

 劇場内2階のロビーには、平成25年度(第68回)文化庁芸術祭賞演劇部門「芸術祭賞大賞」のトロフィーと賞状もお目見え。昨年10月に行われた「芸術祭十月大歌舞伎」通し狂言『義経千本桜』に対して、関東から参加した31公演の中から、栄えある大賞に選ばれて贈られたものです。


歌舞伎座「鳳凰祭三月大歌舞伎」初日開幕

 原画展の様子

歌舞伎座「鳳凰祭三月大歌舞伎」初日開幕

 原画展の様子


 


 さらに、同じく2階ロビーには、昨年10~12月の3カ月間に筋書の表紙のために描き下ろされた大矢紀画伯、鈴木竹柏画伯、福田千惠画伯筆の原画が展示されています。


地下2階 木挽町広場の賑わい

 地下2階の木挽町広場も、春の雰囲気に一新されました。芝居町の雰囲気を引き立てる"かわら版屋"の姿が・・・。

 ご来場の際は、先人の碑がある歌舞伎座タワー5階の屋上庭園、地下2階の木挽町広場にぜひお立ち寄りください。

歌舞伎座「鳳凰祭三月大歌舞伎」初日開幕歌舞伎座「鳳凰祭三月大歌舞伎」初日開幕

 

 

 歌舞伎座新開場柿葺落「鳳凰祭三月大歌舞伎」は26日(水)まで。チケットはチケットWeb松竹チケットホン松竹にて販売中です。

2014/03/02