歌舞伎座「八月納涼歌舞伎」初日開幕

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 8月5日(火)、歌舞伎座 「八月納涼歌舞伎」が開幕しました。

 歌舞伎座の夏の風物詩として20年以上にわたって幅広い世代に親しまれている納涼歌舞伎。暑さの盛りにもご利用いただきやすい三部制で、興趣に富んだ演目をご覧いただきます。

歌舞伎座「八月納涼歌舞伎」初日開幕

あらすじとニューヨークタイムズの記事が掲載された看板

第一部では、歌舞伎本興行で38年ぶりの上演となり、谷崎潤一郎独自の世界観でお家乗っ取りをめぐる愛憎劇を描いた『恐怖時代』、勇壮な龍と虎が天の王者、地の覇者として争う『龍虎』、第二部で、軍師山本勘助を味方につけるために長尾輝虎が勘助の母を饗応しようとする『輝虎配膳』、大人たちの化かしあいの中で人情を描いた『たぬき』、第三部では、出演俳優が総出で江戸の大祭の風情を魅せる華やかな舞踊『勢獅子』、早替りや大立廻り、本水の滝などみどころにあふれる怪談劇を、ニューヨーク公演の凱旋記念として上演する『怪談乳房榎』と、魅力ある演目が並んでいます。

 また、歌舞伎座地下2階の木挽町広場では、「木挽町広場夏祭り」を開催しています。

歌舞伎座「八月納涼歌舞伎」初日開幕

夏祭りならではの商品や昔懐かしいおもちゃなどが飾られた木挽町広場

「木挽町広場夏祭り」


 お祭り気分で、大人から子どもまでお楽しみいただける「八月納涼歌舞伎」。この機会にぜひ、歌舞伎座へ足をお運びください。

 歌舞伎座 「八月納涼歌舞伎」は、27日(水)までの上演。チケットは、チケットWeb松竹チケットホン松竹にて販売中です。

2014/08/05