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左團次が日本芸術院賞に選出

 3月22日(水)、平成28年度日本芸術院賞授賞者が決定し、受賞者の一人として市川左團次が発表されました。

 平成28年度(第73回)の芸術院賞の授賞対象として、音楽・演劇・舞踊部門で発表されたのは4名。その一人として選出された左團次は、「『助六由縁江戸桜』の髭の意休役、『仮名手本忠臣蔵』の高師直役および桃井若狭之助役における演技に対し」、賞が贈られることになりました。選出を受けて左團次は、「皆様のおかげです」と感謝のコメントを寄せました。

 

 また、歌舞伎関連では、邦楽の鳥羽屋里長も、「長年にわたり歌舞伎長唄に尽くした業績に対し」、芸術院賞が贈られます。

 

 芸術院賞は、「卓越した芸術作品と認められるものを制作した者、および芸術の進歩に貢献する顕著な業績があると認められる者に対し」、日本芸術院から授与される賞で、授賞式は6月19日(月)に日本芸術院会館で行われます。 

2017/03/23