歌舞伎いろは

【歌舞伎いろは】は歌舞伎の世界、「和」の世界を楽しむ「歌舞伎美人」の連載、読み物コンテンツのページです。「俳優、著名人の言葉」「歌舞伎衣裳、かつらの美」「劇場、小道具、大道具の世界」「問題に挑戦」など、さまざまな分野の読み物が掲載されています。



政宗の“伊達好み”を思わせる、極彩色の霊廟「瑞鳳殿」。
伝統と改革を融合させた伊達政宗 その想いを受け継ぐ街・仙台を訪ねる

 杜の都・仙台は、独眼の奇才・伊達政宗の治めた土地。政宗は華やかで人目を驚かせるような装いをしたことでも知られ、例えば「男伊達」「伊達な装い」など、彼のようなファッション、ひいては生き方まで、「伊達」と表現するようになった。また歌舞伎ファンにとっては、名作『伽羅先代萩』のもとである伊達騒動の舞台として、仙台は馴染み深いところ。北国の玄関口として物流、文化などさまざまなものが集まる仙台には、その豊かさから起こった良いことも悪いこともあったようだ。清濁併せ呑む仙台の奥深さを訪ねてみよう。

文/湊屋一子、写真/岡崎健志、
取材コーディネート/門松久美子、
構成/古田秘馬、中西由紀(編集部)

 
変化を恐れず時代をつかんだ伊達家の繁栄とお家騒動
華やかさ・強さの陰にある“伊達の心”の陰影を探る
さまざまな美しさを興がり、難しさを面白がる仙台人の心
旅の食と宿
松島の見どころ
 

歌舞伎と旅

バックナンバー