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歌舞伎 今日のことば・ことばで知る歌舞伎の世界



しゃべり

しゃべり

 元禄歌舞伎の代表的な作品である近松門左衛門作『けいせい仏の原』は、元禄12年(1699年)に京都・都万太夫座で初演され、大当たりをとりました。

 中でも好評を博したのは、初代坂田藤十郎の演じる梅永文蔵が、恋人の遊女との馴れ初めや、痴話喧嘩の様子を、長々と仕形咄(しかたばなし)でしゃべって見せる件でした。俗に"しゃべり"とも称される、この長咄の趣向は、その後様々な作品に取り入れられ、今日では『八重桐廓話(やえぎりくるわばなし)』(本名題『嫗山姥(こもちやまんば)』)で見ることができます。

 歌舞伎は時代とともに進化し続けていますが、その一方で、"しゃべり"のように、元禄以来の演技も継承しているのです。(M)



解説

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