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山科閑居

やましなかんきょ

 『仮名手本忠臣蔵』「九段目・山科閑居」は、登場人物の大星由良之助(おおぼしゆらのすけ)のモデルである大石内蔵助(おおいしくらのすけ)が、山科に隠棲していたという史実に基づいて描かれています。大石内蔵助が京都山科の地で暮らしたのは、元禄14年(1701年)6月末から、元禄15年(1702年)10月7日までの1年余りで、この後、討ち入りのために江戸へと下っていきました。

 江戸時代後期には、大石の旧居跡は、旧跡として人々に知られていたようで、京都の名所旧跡について記した『都名所図会(みやこめいしょずえ)』にも、「大石屋敷」として取り上げられています。安永4年(1755年)には、大石内蔵助の旧居があったことを示す石碑まで、設けられました。

 またこの大石旧居跡のほど近くには、大石内蔵助が遊里からの帰途、座って酔いを醒ましたと伝えられる「大石内蔵助腰掛石」が残されています。(M)



解説

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