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歌舞伎 今日のことば・ことばで知る歌舞伎の世界



表方と裏方

おもてかたとうらかた

 舞台に引かれている幕を境として、客席側を「表」といい、舞台側を「裏」といいます。

 「裏方」という言葉は歌舞伎に限らず、舞台裏で働く人たちを総称して様々な業界で使われていますが、歌舞伎の裏方にも多くの職種があります。

 楽屋全般の仕切り役である頭取や演出・進行にかかわる狂言作者(狂言方)、それに大道具、小道具、衣裳、床山、楽屋番、照明、さらに近頃では音響が加わることもあります。

 舞台の上も広い意味では「裏」ですが、「裏方」という言葉には「舞台裏」の意味もあり、出演者である俳優は含まれません。また長唄などの演奏家は「地方(じかた)」と呼ばれます。

 一方、「表方」というのは幕の外側、つまり劇場の経営・運営にかかわる職種で事務営業職・サービス職全般を意味しますが、現在の劇場で「表方」といえば、場外整理や連絡業務などに従事する職種を指すようになりました。(K)



解説

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