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富樫佳織の感客道

題字・紫舟、インタビュー・文・富樫佳織、写真・TONY、ヘアメイク・KIKUCHI TADASHI
スタイリスト・GSPT 牛田元、構成・佐藤奈緒

 学生時代、ロンドンに長期滞在してウエストエンドの劇場に通い続けたことがあります。ピカデリーサーカス広場のネオン広告から裏手に進み、美味しそうな匂いに誘惑されながらチャイナタウンを抜けて大通りへ。ウエストエンドと呼ばれる劇場街にはロングランを続ける大がかりなミュージカルの看板、舞台装置すらないストレートプレイを上演する劇場、当日チケットが安くなるボックスが肩を並べます。気が向けばいつでも、世界最高の舞台を楽しめる町。
 そのロンドンで、シェイクスピアの原作から生まれた歌舞伎『NINAGAWA 十二夜』が上演されました。

 今回はロンドンから戻り、東京での凱旋公演に向けて気持ちを新たにする歌舞伎俳優・尾上菊之助さんにお話を伺います。
 自ら誕生させ育ててきた歌舞伎の新作。その原典が生まれたロンドンの舞台で演じることで、新たに見出した歌舞伎の可能性とは。  

1.芝居に宿る生命 − 言葉を超えて伝わるもの
2.歌舞伎のおもしろさ、教えてください!
3.新たな生命を宿した 2009年の『十二夜』
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