インタビュー・文/富樫佳織、写真/伊藤康弘、構成/栄木恵子(編集部)

 遠目には無地にしか見えない緻密な文様を施した江戸小紋。江戸の人々が育んだ粋なデザインには、ため息がでるばかりです。
 職人の手から手へと継承された技が描き出す引き締まった図案には、様々な物やデザインが溢れる現代、ストイックでモダンな印象を受けます。

 江戸小紋の人間国宝・小宮康孝さんの工房を訪ねる第二回目は、町人文化から生まれた洒落っ気いっぱいの小紋の世界を探訪します。


江戸職人手帖

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