歌舞伎公式総合サイト 歌舞伎美人 かぶきびと

インタビュー・文/富樫佳織、写真/伊藤康弘、構成/栄木恵子(編集部)

 江戸時代、芝居小屋は最先端の情報がぎっしり詰まった流行発信源でした。
 町民文化が華開いた頃、舞台で役者が纏う衣裳を真似て縞模様の着物が日常のおしゃれ着となり、様々な文様、柄も生まれました。
流行を取り入れた江戸時代のものづくり。当時の職人の手技は、現代にも生きています。400年という歳月。人から人へと継承された技。江戸のデザインを通して、日本人が愛でてきた美に迫ります。

 歌舞伎衣裳の鮮やかなデザインを、手元で楽しむことのできる楽しみ。 江戸千代紙は江戸時代に生まれた多彩な図柄、染めの技術を今に残します。
 東京・湯島で江戸末期から千代紙づくりを続けている老舗、小林千代紙店を訪れました。現在は「おりがみ会館」として千代紙を使った様々な創作の拠点ともなっています。館長の小林一夫さんは折り紙名人としても有名です。


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江戸職人手帖

今回ご紹介するのは現代の私たちの目にも新鮮に映るエキゾチックなデザインと江戸好みの渋い色合いが融合した、江戸更紗の世界です。—2010.03.25

江戸時代から現代へ。職人の手から手へと伝えられてきた技を、浮世絵の工房に探る第2回は、アダチ版画研究所の「摺り」の現場におじゃまします。—2010.02.25

東京で江戸からの手法を守り抜くアダチ版画研究所さんにおじゃまして、職人の手に宿る江戸の技とデザインを探ります。—2010.01.26

役者がまるで眼の前で芝居をしているかのように臨場感溢れる姿を見せる押絵羽子板。今回は鴻月さんと、息子の和宏さんの製作現場を取材しました。—2009.12.21

向島で江戸の技を今に残す羽子板の「鴻月(こうげつ)」さんを訪れ、芝居と羽子板の深い関係をお伺いしました。—2009.11.20

ゆしまの小林(おりがみ会館)の館長で折り紙名人として知られる小林一夫さんのご案内で、伝承される染め技術をご紹介します。—2009.09.25

勘亭流の書家、伏木寿亭さんの仕事場を訪ねてお話を伺う2回目は、見慣れた文字ひとつひとつに込められた工夫と想いに迫ります。—2009.07.23

一度でも劇場に足を運んだ方なら、必ず目にしたことのある独特の文字。歌舞伎公演の筋書や看板の文字を手がける書家・伏木寿亭さんの仕事場を訪ねました。—2009.06.25

江戸小紋の人間国宝・小宮康孝さんの工房を訪ねる第二回目は、町人文化から生まれた洒落っ気いっぱいの小紋の世界を探訪します。—2009.05.26

第一回目は、極小の美と呼ばれる「江戸小紋」の世界を探訪します。遠目からは色無地にしか見えない着物に息づく、きりりと引き締まった文様。—2009.04.22

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