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庶民が使うあかりは、やがて菜種油よりも安い石油を使ったランプへと移り変わっていきます。しかし、さらに大きくドラマチックな変化が文明開化と共に訪れます。
明治15年の11月1日、銀座通りで人々は見たこともない新しいあかり、アーク灯を目にしました。デモンストレーションとして設置された2000個の電灯により、日本で初めて夜の街が明るく照らし出された瞬間でした。その明るさ、まばゆさに誰もが驚き夢中になったのです。そしてこのあかりをひとめ見ようと、銀座には連夜人々が詰めかけました。
翌年には東京電灯株式会社※設立の認可が下りました。そして、人々は急速に電気のもたらすあかりに親しむようになっていったのです。
※東京電力株式会社の前身
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