大阪松竹座
関西・歌舞伎を愛する会 第十八回
七月大歌舞伎
NINAGAWA十二夜
平成21年7月5日(日)~27日(月)
2005年歌舞伎座での初演において、演劇界に大きな衝撃を与え、2007年には東京・博多での再演が果たされた『NINAGAWA 十二夜』。共に400年の歴史をもつ歌舞伎とシェイクスピア。この運命の出逢いは、演出に蜷川幸雄を迎え、舞台に大輪の花を咲かせました。
そしてこの春ついに夢のロンドン公演を実現。シェイクスピアの本場でスタンディングオベーションをあびたロンドン版『NINAGAWA十二夜』が再び歌舞伎の国、日本に帰ってきます。
歌舞伎ならではの様式美で描く、シェイクスピアの軽妙洒脱なロマンティック・コメディを心ゆくまでお楽しみ下さい。
【あらすじ】
航海中、嵐に遭い、難破して双子の兄斯波主膳之助(しばしゅぜんのすけ)(菊之助)と離ればなれになってしまった琵琶姫(菊之助)は、舟長の磯右衛門(段四郎)の助けで、男装して獅子丸と名乗り、大篠左大臣(おおしのさだいじん)(錦之助)に小姓として仕えはじめます。
大篠左大臣は、大納言家の織笛姫(おりぶえひめ)(時蔵)に想いを寄せています。しかし、姫は左大臣の愛に見向きもしません。その上左大臣の使者である獅子丸に一目惚れしてしまいます。その獅子丸、すなわち男装の琵琶姫は、ひそかに左大臣を恋い慕っているものの、男の姿ではどうにもなりません。
いっぽう織笛姫の叔父の左大弁洞院鐘道(さだいべんとういんかねみち)(左團次)は、何かと小うるさい家老の丸尾坊太夫(まるおぼうだゆう)(菊五郎)に目の敵にされています。坊太夫が姫に心を寄せていると知った洞院(とういん)は、恋人の腰元麻阿(まあ)(亀治郎)、右大弁安藤英竹(うだいべんあんどうえいちく)(翫雀)らと日ごろの仕返しにと一計を企み、その計画にまんまとはめ、坊太夫は散々な目に遭ってしまいます。
その騒動の最中、嵐の中、海賊に助けられ、九死に一生を得た主膳之助が現われます。獅子丸と瓜ふたつの主膳之助の出現に、織笛姫、大篠左大臣、獅子丸の恋の思惑が絡んで、周囲は大混乱。さて恋の行方は――。






