1階のデザインは、外壁のネオ・ルネッサンス様式のアーチを意識して、壁、床をサンドベージュ色のイタリー大理石で欧風に仕上げています。観客を迎える左右のカウンターは、右側が総合案内カウンターになっています。 正面の壁面にはビュッフェ作の『暫』の絵画が掛かり劇場の雰囲気を醸し出しております。 ![]() |
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2階のデザインは“少し”和風をテーマにしています。壁面は1階と同じ大理石を使っていますが、床面には和風をイメージした絨毯と、左右壁面に配された中島千波画伯の1月から12月の四季折々をテーマにした12枚の日本画が掛かっております。 この階は劇場メインロビーとして使用されます。ソファーを配した正面奥にお土産、お弁当等を販売する売店。左右の通路を入ると女性用トイレが和式、洋式がそれぞれ12個ずつ並び、観劇の主体である女性客を考慮した設計がされております。 ![]()
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3階に上がり観音開きの二重のドアを開けて場内に入ると、柿色を基調とした緞帳がお客様を迎えます。この緞帳は、高倉家に伝わる調進控有職文様絵形の下絵集成の中から取材した『有職麗華』(ゆうそくれいか)という題名です。また、緞帳を縁取るプロセニアムは公演内容に対応出来るよう、上部が可動します。これは日本初の装置で、例えば歌舞伎の場合7.3メートル、ミュージカル等の時は9.0メートルになります。 553席の椅子と壁、床面は赤を基調として日常性から遊離した演劇空間を演出しています。 本花道は勿論のこと仮花道の設置、オーケストラ使用時はピットも出来るよう設計されています。また、天井埋め込み式宙乗りレールが2基用意されています。緞帳が上がると無節の国産檜で張られた舞台が目に入ります。廻り舞台の中では、転換をスピーディーに行う大小7基の迫りが内蔵されています。また、スッポンは2分割されていて「伽羅先代萩」などの狂言によって活躍します。 ![]() |
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