新橋演舞場 弥生花形歌舞伎

猿之助十八番の内

ひとりたびごじゅうさんつぎ

獨道中五十三驛

市川右近十五役早替りならびに宙乗り相勤め申し候


上演時間





昼の部
上演時間

序 幕

 
11:00-12:30
幕間   30分

二幕目


 
1:00-2:00
幕間   25分

大 詰


 
2:25-3:20




夜の部
上演時間

序 幕


 
4:30-6:00
幕間   30分

二幕目


 
6:30-7:30
幕間   25分

大 詰


 
7:55-8:50


演目と配役

       お三実は猫の怪/江戸兵衛
    丁稚長吉/信濃屋お半/芸者雪野
  帯屋長右衛門/弁天小僧/土手の道哲  市川右 近
  女房お絹/鳶頭右之吉/雷/船頭澤七
鬼門の喜兵衛/土手のお六/由留木調之助

              丹波与八郎  市川段治郎

           重の井姫/荵の方  市川笑 也

         弥次郎兵衛女房おやえ  市川笑三郎

           喜多八女房おきち  市川春 猿

              石井半次郎  市川弘太郎

       赤羽屋次郎作/赤星十三郎  市川寿 猿

        赤堀水右衛門/雲助逸平  市川猿 弥

     由井民部之助/十文字屋おもん  市川門之助

みどころ

 猿之助十八番の中で最も人気の高い作品ともいわれる『獨道中五十三驛』。市川猿之助が、久しく上演の途絶えていたのを昭和五十六年に復活して以来、全国各地で上演され人気を博していますが、東京では実に十三年ぶりとなる待望の上演。スピーディで息をつかせないストーリー展開に、宙乗り、本水、早替りといった、スペクタクル満載の演出を随所に散りばめたこの作品。猿之助歌舞伎の真髄をたっぷりと楽しんでいただきます。

 京都を振り出しにした道中で、十五役早替り、化け猫の怪奇、海中や大滝での立ち廻りなど、次から次へと押し寄せる見せ場の連続。由留木家(ゆるぎけ)に伝わる二つの家宝をめぐって、敵味方が追いつ追われつ、東海道五十三次の宿々を舞台に日本各地を東へ西へと駆けめぐります。「東海道中膝栗毛」でおなじみの弥次さん喜多さんの女房おやえ、おきちもコミカルに登場。やがて、目的地のお江戸日本橋も近くなります。果たして無事に二つの家宝を取り戻し、この騒動を落着させることができるのでしょうか・・・

 特にこの通し狂言のハイライトは岡崎・無量寺(むりょうじ)の場で、化け猫が十二単(じゅうにひとえ)をまとって宙を飛びます。また、大滝での立ち廻りでは、二十トンもの本水が降り注ぐ中でのダイナミックなアクションをご覧いただきます。市川右近が鮮やかに十五役を早替りで演じる中、テンポよく繰り広げられる、楽しさと驚きいっぱいの超大作をぜひお見逃しなく!