その他の松竹主催公演
新春浅草歌舞伎
平成23年1月2日(日)~26日(水)
2011年の浅草の新春を彩る"新春浅草歌舞伎"!
今回も市川亀治郎、片岡愛之助、中村七之助、中村亀鶴という顔ぶれで新春にふさわしい、心浮き立つ演目を上演いたします。
『三人吉三巴白浪(さんにんきちさともえのしらなみ)』は "吉三"という同じ名を持つ三人の盗賊が、数奇な運命により複雑に絡み合う世話狂言です。女装の盗賊お嬢吉三、御家人崩れの盗賊お坊吉三、所化上がりの盗賊和尚吉三が、節分の夜に義兄弟の契りを結ぶところから物語は始まります。「月もおぼろに白魚の・・・」をはじめ、数々の名台詞で有名な黙阿弥の名作をご堪能下さい。
『独楽(こま)』は江戸時代の物売りの風俗を写した楽しさ溢れる舞踊です。独楽売萬作が独楽の由来を語りながら曲芸を披露するのがみどころで、次第に萬作自身が独楽となり、刀渡りや百廻りを軽やかに見せていきます。
明治時代に人形浄瑠璃として初演された『壺坂霊験記(つぼさかれいげんき)』は、夫婦の深い情愛を描いた物語です。病気を患い盲目となった座頭沢市が、女房お里による献身と愛の深さから観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)の功徳を受けます。夫婦愛という普遍的な題材を通しての感動的な結末に心が温まります。
『黒手組曲輪達引(くろてぐみくるわのたてひき)』は歌舞伎十八番『助六』に想を得た作品です。父の仇を探す花川戸助六、助六と恋仲の三浦屋揚巻、助六を蔭から見守る紀伊国屋文左衛門、揚巻に横恋慕する鳥居新左衛門が入り乱れ、華やかな世界を繰り広げます。助六役者の三役早替りとともに、大詰の水入りは実に22年ぶりの上演です。
"新春浅草歌舞伎"恒例の『お年玉〈年始ご挨拶〉』では、舞台上より出演者が交替で、新年のご挨拶をいたします。
正月の風情溢れる浅草で、若さと熱気がいっぱいの"新春浅草歌舞伎"を皆様お見逃しのなきよう、ご来場を心よりお待ち申し上げております!
