歌舞伎の財産を未来に残すプロジェクト、支援者募集

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 9月18日(水)、公益財団法人松竹大谷図書館が「【第2弾】歌舞伎や映画、大切な日本の文化を次世代に残す。」プロジェクトを始動、図書館運営の継続と歌舞伎や映画の大切な資料を保存するための支援金を募っています。

 松竹大谷図書館は、歌舞伎やその他の演劇、映画の台本・プログラム等を収集・整理・保存し、一般に公開している、演劇・映画専門の私立図書館です。所蔵資料は約43万点。ここでしか見られないような貴重な資料も多く、毎月、上演されている歌舞伎の上演台本もここに保存され、資料として活用できるよう管理されています。

「【第2弾】歌舞伎や映画、大切な日本の文化を次世代に残す。」

 昨年の第1弾「歌舞伎や『寅さん』、大切な日本の文化の宝箱を守る」プロジェクトでは、272名の支援者から350万円を超える資金が集まり、松竹大谷図書館では「平成24年度の図書館運営費のほか、資料補修用の和紙の購入などに充てることができました。ありがとうございました」とのこと。

 今年も、歌舞伎の貴重な財産の一部である上演台本などを、未来へと受継いでいくこのプロジェクトが、第2弾として行われます。今年の6月、松竹大谷図書館の理事に就任した梅玉からも、コメントが届きました。

中村梅玉からのコメント
 「松竹大谷図書館は、歌舞伎を受継ぎ、未来に伝えるためになくてはならない図書館です。歌舞伎の財産を未来へ残すため、この事業をご理解いただき、ご賛同いただけるようでしたら、ぜひともお力添えを賜りますよう、私からもお願い申し上げます」

支援はネットから
 今回も昨年に引き続き、クラウドファンディング「READYFOR?」を利用して支援者を募ります。「READYFOR?」では、プロジェクトの趣旨に共感した人が、支援金額に応じた引換券(リターン)を選択することで、支援者として支援ができます。松竹大谷図書館の今回のリターンの内容は下記をご覧ください。

11月6日、プロジェクトが成立しました。たくさんのご支援ありがとうございました。

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「【第2弾】歌舞伎や映画、大切な日本の文化を次世代に残す。」
プロジェクト概要

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期間
2013年9月18日(水)~11月6日(水)

「【第2弾】歌舞伎や映画、大切な日本の文化を次世代に残す。」


支援方法
「READYFOR?」のサイトから「引換券」を選び、クリックすると手続きが行えます。
※右のQRコードから、モバイルサイトでもご覧いただけます。


引換券(支援に対するリターンの引換券)の内容

「【第2弾】歌舞伎や映画、大切な日本の文化を次世代に残す。」

3,000円の支援
・サンクスメール
・4月末に報告メール
・松竹大谷図書館のサイトにお名前を掲載(ご許可をいただいた方のみ)

5,000円の支援
3,000円の支援と同じ内容に以下をプラス
・松竹大谷図書館オリジナル文庫本カバー
※庫出し台本「弁天娘女男白浪」+「男はつらいよ」の表紙の特製デザイン(写真の左は今年の「柿葺落四月大歌舞伎」の台本。それと同じデザインの文庫カバーです)。

「【第2弾】歌舞伎や映画、大切な日本の文化を次世代に残す。」

10,000円の支援
5,000円の支援と同じ内容に以下をプラス
・台本カバーにお名入れ(右イメージ参照)
※台本を保護する手づくりのカバーに支援者のお名前を記載します。歌舞伎の台本は歌舞伎座柿葺落公演を中心に56作品の中から選べます。作品リスト(「READYFOR?」のサイト参照)より、お選びください。

30,000円の支援
10,000円の支援と同じ内容に以下をプラス
・「かふきのさうし」オリジナル一筆箋
※阿国かぶきの様子を描いた江戸時代の奈良絵本をアレンジしたデザインです。
・「歌舞伎座ギャラリー」ペア招待券
※「歌舞伎の冬(仮)」12月12日(木)~2014年3月2日(日)開催予定の企画展示がご覧になれます。

50,000円の支援
30,000円の支援と同じ内容に以下をプラス
・松竹大谷図書館見学会にご招待


お問い合わせ
プロジェクトについて:
公益財団法人松竹大谷図書館 事務局 03-5550-1694

「READYFOR?」について:
オーマ株式会社 READYFOR事務局 info_readyfor@ohma-inc.com

2013/09/18