「錦秋名古屋 顔見世」出演者がお練り

nagoya_1001a.jpg

 10月1日(火)、「錦秋名古屋 顔見世」出演者らが5日(土)の公演初日を前に、初登場となる日本特殊陶業市民会館に向けて、「金山初お目見得」のお練りを行いました。

 晴れ上がった秋空のもと、名古屋駅から名鉄の中部国際空港アクセス特急ミュースカイに乗り、船乗込みならぬ"電車乗込み"で金山駅に到着したのは、「錦秋名古屋 顔見世」に出演する、中村福助、中村扇雀、中村橋之助、坂東彌十郎、市村萬次郎、市川門之助、片岡亀蔵、大谷桂三、中村児太郎ら。

 金山駅前の広場、アスナル金山では、集まったファンに福助が「面白い芝居をお見せしますので、ぜひ見にいらしてください!」と呼びかけ、福助、扇雀を乗せたオープンカーを先頭に、出演者たちがずらりと連なって駅を出発、沿道に集まった大勢のファンに笑顔を見せながら、公演会場となる日本特殊陶業市民会館に到着しました。

中村福助 中村扇雀坂東彌十郎 中村橋之助
 

 セレモニー会場となった会館前では、先ごろ、来春の襲名を発表した福助が最初にご挨拶に立ち、「今回の演目は大変にわかりやすい面白いお芝居をご用意いたしました。また、日本特殊陶業市民会館ビレッジホールは、3月に閉館した御園座会館と同様、舞台機構が整い、歌舞伎を行うには非常によい劇場です。ぜひ、足をお運びください。私たち俳優一同、皆さんに喜んでいただけるよう精一杯、舞台を勤めさせていただきます」と話すと、大きな拍手が起こりました。

「錦秋名古屋 顔見世」

 「錦秋名古屋 顔見世」は10月5日(土)~27日(日)、チケットはチケットWeb松竹チケットホン松竹にて販売中です。

2013/10/02