「坂東玉三郎特別公演」初日開幕

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 10月31日(木)、香川県の金丸座(旧金毘羅大芝居)で「坂東玉三郎特別公演 鼓童出演」が開幕し、大勢のお客様で賑わいました。

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 気持ちのよい秋空となった琴平町に、昨年に引き続き2度目となる秋のこんぴら歌舞伎を観ようと、全国からお客様がつめかけました。旧金毘羅大芝居(金丸座)の前には、「坂東玉三郎」と染め抜かれた幟(のぼり)がはためき、観劇気分を盛り上げます。

 第一部の地唄舞は玉三郎と、唄と三味線を聞かせる富山清琴、二人の人間国宝が揃っての贅沢なひととき。そして、第二部の『アマテラス幻想』は、これまで大劇場で玉三郎と太鼓芸能集団「鼓童」が見せてきた作品を歴史ある芝居小屋で上演するという新しい試みで、お客様だけでなく金丸座の建物までもが一体となっての気迫あふれる舞台となりました。そして、何度も繰り返されたカーテンコールで、いっそう舞台と客席が一緒になって盛り上がりを見せ、初日の幕を下ろしました。

「坂東玉三郎特別公演」は、10日(日)までの上演です。チケットはチケットWeb松竹チケットホン松竹にて販売中です。


こんぴら歌舞伎オフィシャルサイト

「坂東玉三郎特別公演」

 
2013/11/01