歌舞伎座で「二の午祭り」

二の午

二の午

 2月17日、歌舞伎座では恒例のお稲荷様・二の午祭りが執り行われました。

 開場前に関係者で御祓いを行い、幕間時間には、大勢のお客様にお参りいただきました。お参りを済ませたお客様には、紅白白玉が入った歌舞伎座特製のお汁粉とお神酒の振る舞いで、従業員が心ばかりのおもてなし。

 上の写真。お稲荷さんにある、ひときわ大きな「地口行燈」ですが、よく見ると狐が何かを演じています。ここの行燈は毎年、その月に上演される演目になるのが恒例で、今年は『仮名手本忠臣蔵』の三段目と七段目。

 この「二の午」や「節分」のように、古くからの風習を今に伝える伝統行事が、いくつも残っている歌舞伎座。これからも、ニュースで少しずつお伝えしていきいと思います。

 歌舞伎座「二の午祭り」が2月17日に行われます

二の午

2007/02/21