大阪松竹座 華やかに初日迎える

大阪松竹座 華やかに初日迎える

 平成21年の大阪松竹座「壽初春大歌舞伎」が本日初日を迎え、開幕を前に、劇場前では「しころ太鼓」の演奏と、「おたやん・ひょっとこ・獅子舞」の行事が行われました。

 しころ太鼓とは、芝居街・道頓堀に古く江戸時代から伝わる景気づけの演奏です。この演奏に合わせて、同じく芝居街の名物であり、大入りを願う「おたやん・ひょっとこ」の踊りと「獅子舞」という正月に相応しい賑やかな行事で、平成13年に復活して以来、大阪松竹座の従業員により続けられています。

 今朝も、早くから大勢の観客がつめかけ、不景気を吹き飛ばそうと賑やかに踊る踊り手達に、温かい声援が送られました。

 恒例の行事でめでたく幕開きとなった「壽初春大歌舞伎」は、昼の部が、『義経千本桜 鳥居前』、『良弁杉由来 二月堂』『廓文章 吉田屋』『お祭り』。夜の部は通し狂言『霊験亀山鉾 亀山の仇討』が上演され、初日から大盛況となりました。千穐楽は27日(火)。ぜひ足をお運び下さいませ。

2009/01/03