海老蔵 松竹大歌舞伎ロンドン・ローマ公演凱旋記念レセプションで意気込み

海老蔵 松竹大歌舞伎ロンドン・ローマ公演凱旋記念レセプションで意気込み

 8月3日、8月新橋演舞場9月京都・南座での公演を前に、松竹大歌舞伎ロンドン・ローマ公演凱旋記念レセプションが都内で行われ、市川海老蔵が海外での公演、8月・9月の凱旋公演への想いを語りました。

 レセプションでは、まず今回の海外公演で団長を勤めた大谷信義松竹株式会社会長が、「日本の文化は世界各国でとても歓迎されております。歌舞伎の海外公演は63回を数えますが、日本文化の代表と言っても良い歌舞伎が先頭にたち、海外に伺うということはとても重要な事だと思っています。歌舞伎は俳優や劇場、時代によっても変化する、常に生きている演劇です。今回の成功を基に行われる、8月新橋演舞場、9月京都・南座での凱旋公演を、ぜひお楽しみいただきたいと思っています。」と挨拶。

 続いて市川海老蔵が、「皆様のお力添えを賜り、今回の海外公演を無事に成功させることができました。ロンドン・サドラーズ劇場で歌舞伎を上演させていただくのは2度目でしたが、改めて日本の文化、日本人の繊細さは本当に素晴らしいと、強く感じることができました。ローマでは、大統領や市長にもご観劇いただき、とても良い思い出になりました。ぜひ、8月新橋演舞場、9月京都南座での凱旋公演を、みなさまにご覧いただければと思っています。」と挨拶をすると、出席者から盛大な拍手が贈られていました。

八月花形歌舞伎(新橋演舞場)
九月大歌舞伎 訪欧凱旋公演 「通し狂言 義経千本桜」(京都・南座)

2010/08/13