新橋演舞場「中村勘太郎改め六代目中村勘九郎襲名披露 二月大歌舞伎」が、2日（木）初日を迎え、夜の部では、新勘九郎の『襲名披露 口上』が行われました。

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　はじめに、中村勘三郎が「本日初日よりかくも賑々しくお運びいただき、厚く御礼申し上げます。この度、私の長男中村勘太郎が、私の前名、中村勘九郎を六代目として襲名する運びとなりました。私とはまた違う色で、新しい勘九郎として芸の道を修業し、ゆくゆくはあっぱれ歌舞伎役者となれますよう、皆様方のご贔屓お引き立てのほど、お願い申し上げます」と挨拶。
　幹部俳優の挨拶に続き、中村七之助が「兄とは初舞台が一緒、その後も数多くの舞台を一緒に勤めて参りました。この後とも兄弟仲良く手に手をとりあって、芸の道に精進して参ります」。
　そして、中村勘太郎改め中村勘九郎が「父が46年間名乗りました勘九郎の名を六代目として襲名いたします。皆様方から温かいお言葉をいただき、そしてこのようにたくさんの皆様が劇場にお足をお運びくださいますこと、本当に感謝の言葉しかございません。今日この日の感謝の気持ちを忘れず、この後とも一所懸命精進いたします。勘九郎は私にとりまして憧れの名前です。その名を汚さぬよう、弟七之助と手に手をとって努力精進いたします」と挨拶すると、客席からは「中村屋！」と威勢の良い掛け声がかかり、場内は新勘九郎の誕生を祝う温かな拍手に包まれました。

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　公演は26日（日）まで。昼の部（午前11時開演）では『鳴神』『土蜘』『河内山』、夜の部（午後4時30分開演）では『鈴ヶ森』『襲名披露　口上』『春興鏡獅子』『ぢいさんばあさん』を上演します。襲名披露公演ならではの華やかな舞台。チケットはチケットWeb松竹、チケットホン松竹にて絶賛発売中。新しい勘九郎の誕生をお見逃しなく！

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