歌舞伎座新開場「柿葺落五月大歌舞伎」初日開幕

 5月3日(金・祝)、歌舞伎座新開場「柿葺落五月大歌舞伎」の初日が幕を開け、柿葺落興行の2カ月目がスタート、大勢のお客様で大いに賑わいました。

 ゴールデンウィーク後半初日、快晴に恵まれた東京で大勢のお客様が詰めかけた「柿葺落五月大歌舞伎」。新開場を寿ぐご祝儀舞踊の『鶴亀』で幕を開けました。格調高い舞で場内は一気に引き締まり、続く人気演目の『寺子屋』『三人吉三巴白浪』は柿葺落興行ならではの豪華な顔合わせでの上演となりました。

 劇場前には、幕見席を求めるお客様が大勢並ばれており、さらに、カメラを手に記念撮影をする人もあふれ、すっかり歌舞伎座は銀座の、東京のランドマークとして定着した感があります。東銀座駅から直結の木挽町広場も相変わらずの賑わいを見せ、歌舞伎座にちなんだ土産品が人気を集めています。

 また、歌舞伎座ギャラリーも連日、大勢のお客様が観劇の前後に立ち寄られて大盛況。好天が予想される連休中は、緑鮮やかな屋上庭園でひと息つかれるお客様も多いことでしょう。

歌舞伎座
 第二部では『伽羅先代萩』『廓文章』、第三部は『梶原平三誉石切』『京鹿子娘二人道成寺』を上演。歌舞伎座新開場「柿葺落五月大歌舞伎」は29日(金)まで上演、チケットはチケットWeb松竹チケットホン松竹にて好評販売中です。

2013/05/03