【8、9日】彌十郎、新悟自主公演「やごの会」のお知らせ

 9月8日(月)・9日(火)、東京の日本橋公会堂にて、坂東彌十郎 坂東新悟 親子会「やごの会」が行われます。

 「これまで勉強してきたことを、おもてだってやってみたいという気持ちと、勉強し直したい気持ち。また、祖父の十三世守田勘弥が挑戦したものもやっていきたい」と、初めてとなる自主公演への思いを語った彌十郎。そして、猿翁、玉三郎、十八世勘三郎という3人のもとで「いろいろな演出を学び、新しいものをつくったり古典の復活などを勉強させていただいたので、発表する場をつくりたいと思って」、今回の公演を決めました。

 『関の扉』の関兵衛は平成6(1994)年10月「坂東玉三郎八千代座公演」で演じており、『壺坂霊験記』は祖父の手がけた(大正13年4月大国座)演目の一つで、「初めてのいい記念に」と選んだ2演目。もちろん、新悟はどちらも初役です。さらに、8月の納涼歌舞伎出演でいつも勉強会に出られない弟子たちにと、舞踊の一幕『鶴亀』も上演されます。

 「せっかくやるならと、衣裳も道具も生演奏もと考えたら大変なことになりました」と言いながらも気合は十分、「いずれは自分の仁(にん)にない役や、新しい試みもやっていければ」と、今後に向けての第一歩へ強い意欲を見せました。

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坂東彌十郎 坂東新悟 親子会
「やごの会」 公演概要

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一、鶴亀(つるかめ)
   帝:坂東 彌七
   鶴:坂東 彌風
   亀:坂東 彌紋

二、壺坂霊験記(つぼさかれいげんき)
   座頭沢市:坂東 彌十郎
   女房お里:坂東 新悟

三、積恋雪関扉(つもるこいゆきのせきのと)
   下の巻
   関守関兵衛実は大伴黒主:坂東 彌十郎
   傾城墨染実は小町桜の精:坂東 新悟


日時
2014年9月8日(月)17:30開演
     9月9日(火)12:00/16:30開演


場所
日本橋公会堂
東京都中央区日本橋蛎殻町1丁目31−1 4F


チケット
全席指定:8,000円(税込)

2014年7月15日(火)10:00より発売

 チケットWeb松竹
※チケットホン松竹でのお取扱はありません。


お問い合わせ、お申込み
番頭 090-2246-1476
メールでのお申込みはこちら mizuho.121.yamato@docomo.ne.jp
※6月30日(月)まで先行予約受付中

2014/06/12