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『ワンピース』がデジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー '15優秀賞受賞

『ワンピース』がデジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー '15優秀賞受賞

 デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー '15/第21回AMDアワード受賞者および関係者

 

 

 3月14日(月)、「デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー '15/第21回AMDアワード授賞式」において、スーパー歌舞伎II(セカンド)『ワンピース』が、優秀賞を受賞しました。

『ワンピース』がデジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー '15優秀賞受賞

 『ワンピース』制作者代表として挨拶に立つ、安孫子正松竹株式会社副社長

 「デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー」は、一般社団法人デジタルメディア協会(AMD)が、「デジタルメディアにて表現されるコンテンツおよび最新のデジタル技術を駆使して制作された国内の作品(デジタルコンテンツおよびサービス)」を対象に、優秀なものを選出してその制作者を表彰するものです(後援:総務省)。

 

 21回目の開催となる今回、優秀賞の一つとして、スーパー歌舞伎II『ワンピース』が選ばれ、松竹株式会社とスーパー歌舞伎II『ワンピース』パートナーズが受賞しました。

 

 対象となったスーパー歌舞伎II『ワンピース』は、昨年10月・11月に新橋演舞場で上演、「海外でも大人気の冒険漫画を、歌舞伎という伝統的な様式美の世界に再現させた。コンピュータグラフィックスやプロジェクションマッピングという最新技術を取り入れる一方、早替りや宙乗りなどの歌舞伎の技法を融合させた演出は観客の度肝を抜いた。若者や外国人を集めることにも成功している。その独創性を評価」されての受賞となりました。

 

 授賞式に制作者の代表として出席した安孫子正松竹株式会社副社長は、「歌舞伎というと、アナログを代表するエンターテインメントに思われがちですが、400年余の歴史の中で常に“かぶく”精神を持ち、その時代のものを取り入れてきました。今回は、漫画の『ONE PIECE』を、今どのように表現するかということを考えるなかで、新しいデジタルの力をお借りすることになりました。受賞を励みに、さらに新しい作品づくりに邁進してまいります」と、感謝を込めて述べました。

 

 ゲームやネットサービスに関連した受賞作品が多かったなか、演劇作品の受賞はこれが初めてという快挙。スーパー歌舞伎II『ワンピース』は現在、大阪松竹座で上演中4月には博多座で上演されます。

 

『ワンピース』がデジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー '15優秀賞受賞

2016/03/16