ニュース

大阪松竹座「七月大歌舞伎」館前行事で初日開幕

大阪松竹座『七月大歌舞伎」館前行事で初日開幕
 

 

 7月3日(日)、大阪松竹座「中村芝雀改め五代目中村雀右衛門襲名披露 七月大歌舞伎 関西・歌舞伎を愛する会 第二十五回」の初日が幕を開け、開場前には雀右衛門が登場して初日館前イベントが行われました。

 初日昼の部の会場を前に、大阪松竹座正面玄関前に登場したのは、ご当地大阪で襲名を披露する雀右衛門。「京屋!」「五代目!」の声がかかり、大きな拍手に迎えられての登場です。

 

大阪松竹座『七月大歌舞伎」館前行事で初日開幕

 「私は父が大阪で活躍していましたときに、大阪で生まれました。ですので、大阪は私にとって生まれ故郷でございます。中村雀右衛門という名跡は関西の名前でございまして、この大阪の地で襲名披露させていただけますことは、本当にうれしいことでございます。1カ月間、諸先輩方のお力添えをいただきながら、精いっぱい勤めさせていただきます。自分でいうのもなんですが、面白いお芝居だと思います。ぜひとも幾度となくお越しいただきましたら、幸いでございます。どうぞよろしくお願いいたします」

 

 すっかり夏空となり、暑さも本格的になった日曜の道頓堀は、大勢の人出であふれかえっていましたが、雀右衛門の爽やかな襲名披露の挨拶に、足を止めて拍手を贈られる方も多くいらっしゃいました。公演の成功を祈願して行われた、愛媛県内子町の酒六酒造の酒樽による鏡開きも大賑わい。最後は大阪締めで雀右衛門を舞台へと送り出し、開場とともに、劇場ロビーは襲名披露公演の初日らしい、華やぎにあふれました。

 大阪松竹座「七月大歌舞伎」は、7月27日(水)までの公演。チケットは、チケットWeb松竹チケットWeb松竹スマートフォンサイトチケットホン松竹にて販売中です。

 

大阪松竹座『七月大歌舞伎」館前行事で初日開幕

 
2016/07/03