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吉之丞、梅花「ギャラリーレクチャー 歌舞伎夜話」出演のお知らせ

吉之丞、梅花「ギャラリーレクチャー 歌舞伎夜話」出演のお知らせ

 11月21日(月)、歌舞伎座ギャラリーで開催される「ギャラリーレクチャー 歌舞伎夜話(かぶきやわ)」に、中村吉之丞、中村梅花が出演します。

 

 今回は、この秋、新たな名前となった二人が、歌舞伎夜話に初登場。

 

 吉之丞は、昭和53(1978)年に歌舞伎座で初舞台、同56(1981)年に中村吉右衛門の部屋子となり、中村吉男を名のります。平成6(1994)年三代目中村吉之助と改め名題昇進、同7(1995)年二代目中村吉之丞の芸養子となり修行を重ねてきました。

 

 近年では平成26(2014)年9月に『法界坊』の番頭長九郎、平成27(2015)年2月に『陣門・組内』の平山武者所、などの重要な役を勤める機会も増えてきました。そして、今年9月の歌舞伎座「秀山祭九月大歌舞伎」において『一條大蔵譚』の八剣勘解由などで中村吉之丞を三代目として襲名しました。11月は国立劇場で『仮名手本忠臣蔵』「七段目」の鷺坂伴内、来年1月には歌舞伎座で『沼津』の荷持安兵衛など、大きな役に挑みます。

 

 先代は播磨屋一門を支える女方として活躍しました。当代吉之丞は、立役として今後の飛躍が期待されています。播磨屋一門にとって大事な名跡を継ぐにあたっての思いや、これまで見つめて来た師、吉右衛門の大きな背中について、今回の「歌舞伎夜話」でたっぷり話します。 

 梅花は、歌舞伎座「芸術祭十月大歌舞伎」において、『女暫』の局唐糸などで四代目として梅花の名跡を襲名しました。唐十郎の舞台を見て演劇に目覚めた青年は、国立劇場の第二期歌舞伎俳優研修生として歌舞伎の世界に入り、昭和50(1975)年に七世中村芝翫に入門、中村芝喜松を名のります。平成3(1991)年名題昇進。成駒屋一門として芸に励み、その演技の安定感で舞台を支えてきました。

 

 平成27(2015)年1月に『仮名手本忠臣蔵』「六段目」の母おかやを勤めるなど、大役に挑む機会も増えました。11月は芝翫襲名興行の『加賀鳶』の女房おせつ、来年1月には大阪松竹座の襲名披露興行で『鴫立澤対面』の腰元久須美、『雁のたより』の乳母お光を演じます。

 

 八代目中村芝翫と三人の息子の襲名披露興行という成駒屋一門にとっての新たな門出に合わせ、五世歌右衛門の時代から成駒屋を支えて来た大番頭、先代梅花の名跡を屋号の京扇屋とともに受け継ぐ四代目梅花が、成駒屋への熱い思いを語ってくれることでしょう。

 

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ギャラリーレクチャー 歌舞伎夜話

―中村吉之丞 中村梅花―

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日時

2016年11月21日(月)18:30開演(18:15開場)

※約1時間30分を予定

 

 

場所

歌舞伎座ギャラリー

(GINZA KABUKIZA 歌舞伎座タワー5階)

 

 

入場料

全席指定:3,000円(税込)

 

2016年11月3日(木・祝)10:00発売

 

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2016/10/28