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鴈治郎、愛之助、壱太郎、種之助出演「大阪文化芸術フェス2017」のお知らせ

鴈治郎、愛之助、壱太郎、種之助出演「大阪文化芸術フェス2017」のお知らせ

 「大阪文化芸術フェス2017」 左より、片岡愛之助、松井一郎大阪府知事、中村鴈治郎

 

 

 10月27日(金)・28日(土)、大阪 松下IMPホールで、大阪文化芸術フェス2017にて「歌舞伎特別公演」が行われ、中村鴈治郎、片岡愛之助、中村壱太郎、中村種之助が出演します。

 大阪では今年から、10月を大阪文化芸術フェスティバル月間として、万博記念公園ほか府内の各地域でさまざまな文化芸術のイベントが実施されます。その一つとして、上方歌舞伎の特別公演「歌舞伎特別公演」が開催されることになりました。

 

 初の「大阪文化芸術フェス」に向け、松井一郎大阪府知事は発表会見で、「多彩なプログラムのなかでも、私としましては大阪の文化、芸術といえばまずは上方歌舞伎」と、この歌舞伎公演の意義を述べ、会見に出席した鴈治郎と愛之助に感謝しました。 

 

鴈治郎、愛之助、壱太郎、種之助出演「大阪文化芸術フェス2017」のお知らせ

 鴈治郎は、「初めて歌舞伎を観る方にも楽しんでいただけると思います」と切り出し、「格式ある三番叟は、人間ではなく人形が踊る、糸で操られているように踊るという、コミカルな『操り三番叟』。たいへん珍しい『舞妓の花宴』。『釣女』は、愛之助さんの太郎冠者がお告げで嫁を取ろうとしたら、私が演じる醜女が釣れた。もっといいのが釣れたらよかったのに(笑)」とユーモアも交えて演目を紹介。「歌舞伎は敷居が高いのではという気持ちを、取り払って観ていただけると思います」とアピールしました。

 

鴈治郎、愛之助、壱太郎、種之助出演「大阪文化芸術フェス2017」のお知らせ

 愛之助は『操り三番叟』の初の翁役について、「祖父の十三世仁左衛門が勤めていたのが頭に残っており、父の秀太郎が勤めたときも、まだ若いのに、と言っておりました。儀式的な踊りで、頑張ってできる役ではありませんが、頑張らないわけにもいきません。よい加減に力を抜きながら勉強してまいります」と意気込みを見せ、『釣女』の太郎冠者も楽しみにしていると語りました。

 

 「文化とは難しいことではなく遊びから出てくるものだと思っていますので、とにかく肩肘を張らず、気楽に入っていただきたい。そして、接しないことにはどうにもならないので、まずは接して、観ていただき、そこから大阪を感じていただきたいです」と、鴈治郎が初の祭典へのご来場を呼びかけると、愛之助も、「これが2回、3回と続くように、歌舞伎をご覧になったことのない方の、堅苦しい、難しい、わからないといったような垣根を取り払って、本当に楽しんで観ていただきたいです」と続けました。

 

 二人のメッセージを、「たいへん心強い」と受け止めた松井知事が、「大阪は海外からのお客様も増えていますので、この大阪でまさに、上方歌舞伎を世界へ発信できる、そういう機会になればいいと思いっております」と期待をふくらませ、この秋の大阪の文化芸術の祭典により、「圧倒的なスケールで大阪を盛り上げていきたい」と締めくくりました。

 

鴈治郎、愛之助、壱太郎、種之助出演「大阪文化芸術フェス2017」のお知らせ

 左より、船越直人松竹株式会社執行役員、片岡愛之助、中村鴈治郎、松井一郎大阪府知事

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大阪文化芸術フェス2017

「歌舞伎特別公演」

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一、操り三番叟(あやつりさんばそう)

三番叟:中村鴈治郎
千歳:中村壱太郎
後見:中村種之助
翁:片岡愛之助

 

二、舞妓の花宴(しらびょうしのはなのえん)

白拍子和歌妙:中村壱太郎

 

三、釣女(つりおんな)

太郎冠者:片岡愛之助
大名:中村種之助
上臈:中村壱太郎
醜女:中村鴈治郎

 

 

日時

2017年10月 27日(金)13:00/17:00
  28日(土)11:00

※開場は開演の30分前

 

場所

松下IMPホール

大阪市中央区城見1-3-7 松下IMPビル

 

チケット

全席指定:11,000円(税込)

 

2017年9月16日(土)10:00発売

 

チケットWeb松竹チケットWeb松竹スマートフォンサイト

チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード:481-762)

ローソンチケット 0570-084-005(Lコード:57576)

イープラス

 

お問い合わせ

チケットぴあインフォメーション 0570-02-9111(10:00~18:00)

 

「大阪文化芸術フェス2017」公式サイトはこちら

2017/09/13