歌舞伎いろは

【歌舞伎いろは】は歌舞伎の世界、「和」の世界を楽しむ「歌舞伎美人」の連載、読み物コンテンツのページです。「俳優、著名人の言葉」「歌舞伎衣裳、かつらの美」「劇場、小道具、大道具の世界」「問題に挑戦」など、さまざまな分野の読み物が掲載されています。



SECOM 『歌舞伎「食」の歳時記』

実りの秋、森の恵みを感じさせる「木の実」はちょっぴりほろ苦くて焼き菓子と相性バツグン

 実りの秋を感じさせる木の実。歌舞伎で木の実から連想するのは、何といっても『義経千本桜』「木の実」ですが、料理で木の実というと何を思い浮かべますか? 木の実はローストしたものに味付けしてそのまま食べても味わいがありますが、その風味がさまざまな料理を引き立ててくれる食材でもあります。今回は木の実ととても相性のいい焼き菓子の中から、美しくデコレーションされたケーキをご紹介します。

 私たち日本人は“ケーキ”というと、柔らかいスポンジ生地にクリームをあしらったデコレーションケーキを連想しがちですが、欧米でケーキといえば、小麦粉に砂糖・卵・油脂類・牛乳などを混ぜて作った焼き菓子のこと。季節や宗教的な行事の際には、その地域の特色あるケーキがテーブルを飾ります。これらのケーキは日持ちがよく、木の実やドライフルーツがふんだんに使われていることが多いようです。

 今回ご紹介する「木の実とドライフルーツのケーキ」は博多のフレンチレストラン、メゾン・ド・ヨシダが「セコムの食」のお客さまのためだけに作ったオリジナルケーキです。ドライフルーツの間にクルミやアーモンドをバランスよく配したケーキはナイフを入れるのが惜しいほど。「おいしそう! きれい!」と思わず声をあげてしまいたくなる、おもてなしにぴったりの豪華なデザートです。パウンドケーキの生地にもドライフルーツがたっぷり。ほのかなラム酒の香りとオレンジピールの爽やかな香りとともに、その見た目の美しさを、ゆっくりと味わってください。

「セコムの食」のお客様だけのために、パティシエが心を込めて製作。

   

レストランオーナーの吉田安政さん。西日本のフレンチの草分け的存在。

博多でも屈指の本格フレンチレストラン。多くの固定客で連日賑わっている。

 
 



 
前のページへ 1 2 3 4

歌舞伎「食」の歳時記

高級魚とは呼ばれなくても江戸の庶民に愛された、安くておいしい栄養源。第5回は旬の鰯(いわし)と「鰯売りの恋」のお話です。—2009.09.15

うだるように暑い日は、怖~い話でゾクっ。そして冷たいデザートがあれば涼しさ満点。今回は暑気払いの定番「怪談」と「デザート」のお話です。—2009.08.14

『歌舞伎「食」の歳時記』の第3回は「うなぎ」と人気演目『神霊矢口渡』の作者、平賀源内のお話です。—2009.07.15

『歌舞伎「食」の歳時記』の第2回は、見立て遊びと梅干のお話です。—2009.06.15

新連載『歌舞伎「食」の歳時記』の第1回は、潮干狩りと貝の佃煮のお話です。—2009.05.15

ページの先頭へ戻る