歌舞伎いろは
【歌舞伎いろは】は歌舞伎の世界、「和」の世界を楽しむ「歌舞伎美人」の連載、読み物コンテンツのページです。「俳優、著名人の言葉」「歌舞伎衣裳、かつらの美」「劇場、小道具、大道具の世界」「問題に挑戦」など、さまざまな分野の読み物が掲載されています。


春の魔をよける江戸の町

節分で季節の変わり目を迎えいよいよ春がやってくると木の芽や動物と一緒に、怪しげなものたちも動き出します。江戸の人々は、新しい季節を感じつつ厄を払います。

文・岸本明子/撮影・山本大樹/構成・上野耕作(K'sFactory)

  • 其の一1年の邪気を払って幸せを願う
    節分といえば現在は2月3日ごろですが、江戸の暦では12月中・下旬にあたります。節分とは文字通り「季節を分ける」という意味。
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  • 其の二春空も魔よけで清々しく
    江戸の頃の陰暦2月は、8日に「事八日(ことようか)」を迎えます。これもまた1つの変わり目であり厄払いの時です。
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  • 其の三縫い針の苦労をねぎらう
    江戸では特別な日にはきちんと家で料理を作ります。2月8日の料理は「お事汁」です。
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くらしの今と昔

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