歌舞伎いろは
【歌舞伎いろは】は歌舞伎の世界、「和」の世界を楽しむ「歌舞伎美人」の連載、読み物コンテンツのページです。「俳優、著名人の言葉」「歌舞伎衣裳、かつらの美」「劇場、小道具、大道具の世界」「問題に挑戦」など、さまざまな分野の読み物が掲載されています。


つつましくも活気があった町人の食

梅、桃、桜と江戸の春は花盛り。大人も子供も、暖かい風を楽しみに出かけます。数えで七つや八つになった子供たちにとっては春は「入学」の季節でもあります。

  • 其の一初午から学びも始まる
     「明星(金星)が入ると納豆売りがくる」―金星が消えて東の空が明るくなりはじめるころ納豆売りがやってくる。江戸時代に作られたこの川柳は、江戸庶民の朝の風景を彷彿とさせます。
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  • 其の二春海を一家で楽しむ
     では、庶民の台所はどのようになっていたのでしょうか。その前に…、江戸は100万都市と言われた街。当時の都市構造は武家を中心としていたため…
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  • 其の三女の子の夢を育てる雛祭り
     台所には欠かせない「釜戸」。土間に据え付けられて堂々としている釜戸は、裕福な家と相場が決まっていたようで、庶民の台所では移動可能な小型のものが主流だったようです。
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くらしの今と昔

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