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明治座 十一月花形歌舞伎

料金(税込)

  • 一等席(1階席/2階席正面)15,000円
  • 二等席(2階席左右)7,500円
  • 三等A席(3階席正面)5,000円
  • 三等B席(3階席左右)3,000円
  • U25チケット(一等席エリア内)9,800円

【U25チケット】は下記チケット詳細をご覧ください
※未就学児童の入場はできません

上演時間

  • 菅原伝授手習鑑
    車引

  • 幕間 30分
  • 一本刀土俵入

  • 幕間 30分
  • 藤娘

  • 鎌倉三代記
    絹川村閑居の場

  • 幕間 30分
  • お染の七役
    序幕・二幕目

  • 幕間 30分
  • お染の七役
    大詰

※11月8日時点での予定
※上演時間は変更になる可能性があります

日程詳細

2024年11月

2
昼の部夜の部11:0016:00
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昼の部夜の部11:0016:0011:0016:0011:00貸切11:0016:0011:0016:0011:0016:0011:0016:00
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昼の部夜の部11:0016:0011:0016:0011:0016:00

2024年11月

昼の部 夜の部
2
(土)
11:00 16:00
3
(日)
11:00 16:00
4
(月)
11:00 16:00
5
(火)
11:00 貸切
6
(水)
11:00 16:00
7
(木)
11:00 16:00
8
(金)
11:00 16:00
9
(土)
11:00 16:00
10
(日)
11:00 16:00
11
(月)
- -
12
(火)
11:00 16:00
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(水)
11:00 16:00
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(木)
11:00 16:00
15
(金)
11:00 16:00
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(土)
貸切 16:00
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(日)
11:00 16:00
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(月)
11:00 16:00
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(火)
11:00 16:00
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(水)
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(木)
11:00 16:00
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(金)
11:00 16:00
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(土)
11:00 16:00
24
(日)
11:00 16:00
25
(月)
11:00 16:00
26
(火)
11:00 16:00

演目と配役

昼の部

一、菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)

車引

松王丸
梅王丸
桜丸
藤原時平
坂東 彦三郎
中村 橋之助
中村
坂東

長谷川 伸 作


村上元三 演出

二、一本刀土俵入(いっぽんがたなどひょういり)
駒形茂兵衛
お蔦
堀下根吉
若船頭
酌婦お松
波一里儀十
船印彫師辰三郎
老船頭
中村 勘九郎
中村 七之助
中村 橋之助
中村
中村
喜多村 緑郎
坂東 彦三郎
市川 男女蔵
三、藤娘(ふじむすめ)
藤の精
中村

夜の部

一、鎌倉三代記(かまくらさんだいき)
絹川村閑居の場
佐々木高綱
時姫
おくる
阿波の局
母長門
三浦之助義村
中村 勘九郎
中村
中村
中村
中村 歌女之丞
坂東 巳之助

四世鶴屋南北 作


渥美清太郎 改訂

於染久松色読販

二、お染の七役(おそめのななやく)

中村七之助早替りにて相勤め申し候

浄瑠璃「心中翌の噂」(しんじゅうあしたのうわさ)

油屋娘お染
丁稚久松
許嫁お光
後家貞昌
奥女中竹川
芸者小糸
土手のお六

鬼門の喜兵衛
油屋多三郎
船頭長吉
丁稚長太
腰元お勝/女猿廻しお作
山家屋清兵衛
庵崎久作
中村 七之助

喜多村 緑郎
坂東 巳之助
中村 橋之助
坂東 亀三郎
中村
坂東 彦三郎
市川 男女蔵

みどころ

昼の部

一、菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)

 『車引』に登場する三つ子の兄弟、松王丸は左大臣藤原時平に、梅王丸と桜丸は時平に陥れられた菅丞相(菅原道真)と斎世親王に仕えています。梅王丸、桜丸は無念を晴らそうと時平が乗る牛車の前にたちはだかり…。横見得や石投げの見得、元禄見得など様式美あふれる古典の名作です。

二、一本刀土俵入(いっぽんがたなどひょういり)

 相撲の親方に見放され一文無しの駒形茂兵衛は取手の宿で、親切な酌婦のお蔦から櫛簪や持ち金すべてを恵んでもらい「必ず横綱になる」と誓い、お蔦の名前を胸に刻み、何度も礼を言いながら立ち去ります。10年後、凄みのある渡世人となった茂兵衛は、心根は変わらず、お蔦への恩義を持ち続けています。今は娘と二人で侘しく暮らしているお蔦の元へ茂兵衛が訪ねてくると…。『一本刀土俵入』は昭和6(1931)年に東京劇場で初演され、大評判を呼びました。詩情にあふれ、人と人との心の触れ合いを描いた長谷川伸による新歌舞伎の名作をご堪能ください。

三、藤娘(ふじむすめ)

 藤の花が咲き誇るなか、塗笠をかぶり藤の枝を担いだ娘が現れます。大津絵から抜け出したかのように可憐な娘は実は藤の精。恋する切なさを嘆き、恋人を松に見立てて酒を飲み交わすうちにほろ酔いとなり、賑やかな踊りを見せますが、やがて日暮れとともに姿を消します。『藤娘』は文政9(1826)年に初演された五変化舞踊の一景を、六世尾上菊五郎が昭和12(1937)年に藤の精が娘姿で踊る演出に改め好評を博し、以来たびたび上演されてきた女方舞踊の人気作です。

夜の部

一、鎌倉三代記(かまくらさんだいき)

 源頼家に仕える三浦之助は北條時政との戦いのさなか、深手を負いながら病床の母長門のもとへ暇乞いに訪れます。出迎えたのは敵方時政の娘ながら三浦之助の許嫁で長門を看病する時姫。戦場を抜け出した我が子を叱責し気丈に対面を拒む長門とは対照的に、時姫は三浦之助を恋い慕う心を打ち明けます。しかし三浦之助は敵方となった姫に心を許さず、嘆く時姫のところへは時政の使者として百姓の藤三郎がやってきます。藤三郎は姫にしつこく言い寄り、怒った姫に斬りつけられて井戸へ逃げ込む始末ですが、その正体は三浦之助と共謀する佐々木高綱。父と夫との間で時姫は逡巡しますが、父を討つ決意をします。“三姫”と呼ばれる至難な役の一つである時姫、爽やかさと哀愁漂う若武者の三浦之助、滑稽な前半からガラリと変わる本性を現す高綱ら歌舞伎らしい登場人物が活躍する義太夫狂言の名作です。

二、お染の七役(おそめのななやく)

 質店油屋の娘お染と丁稚の久松は恋仲ですが、母の貞昌は娘に別の縁談を進めています。久松はお光という許嫁もいる元は武士。家宝の名刀午王吉光と折紙(鑑定書)を紛失した罪で父が切腹し、その行方を探しています。姉の奥女中竹川も弟の身を案じ、刀を探索する金の工面を召使いだった土手のお六に頼みます。恩義に応えたいお六は亭主の鬼門の喜兵衛に相談します。実は喜兵衛が午王吉光を盗み出した本人だったのですが、素知らぬ顔で油屋から100両を強請りとる一計を案じ、油屋に乗り込むと…。宝永年間(1704~1711年)に大坂で起きた心中事件を基に四世鶴屋南北が文化10(1813)年に舞台を江戸に移して描いた作品で、お染、久松、お光、貞昌、竹川、小糸、お六の7役を早替りを交えながら一人で演じ分けるのがみどころです。御家騒動に悲恋をからませ江戸庶民の姿を巧みに描写する、南北ならではの世界をお楽しみください。

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